事業内容
セレス株式会社とそのグループ企業(株式会社ゆめみ、株式会社マーキュリー、株式会社バッカス、株式会社ディアナ、studio15株式会社、株式会社ラボル、株式会社サルース)および持分法適用関連会社のビットバンク株式会社は、幅広い事業セグメントを展開しています。これらは主に「モバイルサービス事業」と「フィナンシャルサービス事業」の2つに大別されます。
モバイルサービス事業では、日本最大級のポイントサイト「モッピー」や自社アフィリエイトプログラム「AD.TRACK」を中心に、ポイントサービスを提供しています。これらのサービスでは、広告に対するユーザーのアクションに応じてポイントが付与され、これを現金や電子マネー等に交換できる仕組みを採用しています。また、化粧品や健康食品の企画・製造・販売を行うD2Cセグメントや、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するサービスも展開しています。
フィナンシャルサービス事業では、ブロックチェーン関連のサービスやオンラインファクタリングサービス、投資育成事業を手掛けています。特に、暗号資産交換業者として登録された子会社を通じて「CoinTrade」やステーキングサービス「CoinTradeStake」を提供し、新規会員獲得と顧客預り資産の増加を目指しています。また、フリーランス向けの資金調達サービス「labol」や、事業者向けの資金調達情報サイト「資金調達プロ」も運営しており、これらを通じて多様な金融ニーズに応えています。
セレスグループは、これらの事業を通じて、広告主や利用者に高い価値を提供し、技術者を中心に優秀な人材の採用・育成にも力を入れています。また、事業の拡大とともに、ユーザー満足度の向上や新規会員の獲得にも注力しており、その結果、モッピーのアクティブ会員数やアプリのダウンロード数は増加傾向にあります。
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経営方針
セレス株式会社は、中期経営計画2026を策定し、インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現するという経営理念のもと、ポイント経済圏とブロックチェーンを核とした「トークンエコノミー」の創造を目指しています。同社は、モッピーを中心にアフィリエイトプログラムやD2Cと連携したポイント経済圏の確立、さらにはマーキュリー及びビットバンクを中核にWeb3.0時代のブロックチェーン領域でのリーダーを目指すという重点戦略を掲げています。
モバイルサービス事業では、モッピーの国内最大級ポイントサイトとしての地位強化、会員数と掲載広告数の増加、モッピーアプリのフィンテック機能搭載を通じた利便性向上を図ります。D2Cセグメントでは、サブスクリプションモデルの拡大とマーケティング・ブランド戦略による成長を目指します。DXにおいては、将来を見据えた人材投資と企業への利益貢献を両立させる経営を進めます。
フィナンシャルサービス事業では、ブロックチェーン領域でのメディア力を活かし、暗号資産販売所の収益基盤確立と投資育成事業を通じた新たなビジネスイノベーションを目指します。同社は、得意分野の強化と新分野でのビジネス創出により、社会的・経済的価値の創造と企業価値の向上、持続的な成長を追求しています。
また、セレスはESG、SDGsへの取り組みも積極的に行っており、環境対策への貢献や脱炭素社会の実現、SDGs推進に向けた活動を展開しています。これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献する企業であり続けることを目指しています。