事業内容
コーエーテクモホールディングスは、エンタテインメント、アミューズメント、不動産、その他の事業を展開しています。同社グループは、コーエーテクモホールディングスを含む親会社1社と子会社16社で構成されています。
エンタテインメント事業では、エンタテインメントコンテンツの開発・販売を行っており、国内外で活動しています。主要な関連会社には、株式会社コーエーテクモゲームス、株式会社コーエーテクモネット、株式会社コーエーテクモクオリティアシュアランスがあります。海外では、KOEI TECMO AMERICA CorporationやKOEI TECMO EUROPE LIMITEDなどが活動しています。
アミューズメント事業では、スロット・パチンコの液晶受託開発やアミューズメント施設の企画開発・運営・管理を国内で行っており、株式会社コーエーテクモウェーブがこのセグメントにおける主要な会社です。
不動産事業は、賃貸用不動産の運用・管理を国内外で展開しており、株式会社コーエーテクモゲームスやKOEI TECMO EUROPE LIMITEDがこの事業に関与しています。
その他の事業としては、ベンチャーキャピタル事業などを国内で行っており、株式会社コーエーテクモキャピタルや株式会社コーエーテクモリブなどが関連会社として挙げられます。
これらの事業を通じて、コーエーテクモホールディングスは多岐にわたる分野で事業を展開し、エンタテインメント業界におけるその地位を確固たるものにしています。
特集記事
経営方針
コーエーテクモホールディングスは、「創造と貢献」の精神と「Level up your happiness」のスローガンのもと、デジタルエンタテインメント分野での世界No.1を目指しています。同社は、素晴らしいコンテンツの創発、成長性と収益性の実現、社員の福祉向上、新分野への挑戦を経営基本方針として掲げています。特に、2024年3月期の経営方針として「グローバルIPの創造と展開」を重視しており、これを通じてブランド価値の最大化を目指しています。
同社は、売上高営業利益率30%以上を重要な経営指標として設定し、その達成に向けて努力しています。中長期的な経営戦略としては、コンテンツ・クリエイション戦略、コンテンツ・エキスパンション戦略、グローバル・ロジスティックス戦略を展開しています。これらの戦略により、幅広い年齢層にコーエーテクモファンを広げ、IPを多方面に展開し、開発・販売のグローバル化を推進しています。
2023年3月期から開始した3ヶ年の中期経営計画では、2025年3月期に売上高1,000億円、営業利益400億円、経常利益500億円を計画しており、パッケージゲームでは500万本級タイトルの実現と毎期200万本級タイトルの発売、スマートフォンゲームでは月商20億円タイトルへのチャレンジと複数の月商10億円タイトルの創出に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、コーエーテクモホールディングスは成長性と収益性の実現を目指しています。