事業内容
GMOペパボは、表現活動を支援するための様々なインターネットサービスを展開している企業です。同社は、ホスティング、EC支援、ハンドメイド、金融支援の4つの主要事業セグメントを持っています。
ホスティング事業では、「ロリポップ!」という簡単、多機能、高速性能のレンタルサーバーサービス、「ムームードメイン」のドメイン取得代行サービス、「ヘテムル」のクリエイター向けレンタルサーバーサービス、そして「グーペ」のホームページ作成サービスを提供しています。
EC支援事業では、「カラーミーショップ」を通じたECサイト構築サービスと、「SUZURI」のオリジナルグッズ作成・販売サービスを展開しています。
ハンドメイド事業では、「minne」というハンドメイドマーケットサービスを提供し、クリエイターが自身の作品を販売できるプラットフォームを提供しています。
金融支援事業では、「FREENANCE」というフリーランス向けのファクタリングサービスを展開し、フリーランスの方々が安定した収入を得られるよう支援しています。
これらの事業を通じて、GMOペパボはインターネットで何かを始めたい人々に対して、利用しやすい価格で多様なサービスを提供し、人類のアウトプットを増やすことをミッションとしています。
特集記事
「GMOペパボ」決算:フリーランス向けファクタリングサービスが急成長、投資拡大へ
全世界の医師を囲い込む「エムスリー」など!国内インターネット企業9社決算
「日本航空」「ANA」など10社!今週お届けした最新決算ダイジェスト(国内編)
minneが四半期初の黒字達成!「GMOペパボ」2019年1Q決算
経営方針
GMOペパボは、インターネットサービスを提供する企業として、多岐にわたる表現活動を支援することを目指しています。同社は、「もっとおもしろくできる」という企業理念のもと、人類のアウトプットを増やすことをミッションに掲げており、個人だけでなく企業活動においても自由な表現ができる環境の創造を目指しています。
成長戦略として、GMOペパボは成長性の高い市場への新サービス投入を重視しています。ホスティング事業やEC支援事業など、安定的で高い収益力を持つストック型ビジネスモデルを基盤に、EC支援事業やハンドメイド事業、金融支援事業などのフロー型ビジネスモデルへの投資を行い、事業領域の拡大を図っています。また、優秀な人材の確保にも力を入れており、給与水準の引き上げや福利厚生の充実、社内教育や人事制度の整備を通じて、企業としてのブランド及び企業価値の向上を目指しています。
金融支援事業においては、貸倒リスクの管理に注力し、継続取引先に対するモニタリングの強化や新規取引先に対する与信上限の引き下げなど、貸倒関連費用の抑制に努めています。これらの経営課題に対しては、成長スピードに応じたリスク管理体制や法令遵守体制など、コーポレート・ガバナンスの強化を図っています。
中長期的な事業戦略として、GMOペパボはホスティング事業やEC支援事業の安定的な収益力を活かし、成長性の高い事業への投資を行い、企業価値の向上を目指しています。これにより、同社は有機的に事業成長を続けることを目標としています。