事業内容
沿革・会社概要
Mindbody, Inc.(以下、Mindbody)は2001年に設立された、ヨガスタジオなどに予約・決済・スタッフ管理・顧客管理などの経営支援クラウドを統合的に提供している企業である。ウェルネスサービスに対して増大する需要に対応可能なテクノロジーを活用し、革新的なビジネス管理ソフトウェアと消費者向け予約ツールを提供することで、世界のウェルネスを向上させることをミッションとして活動してきた。
Mindbodyは、ヨガ、ピラティス、インドアサイクリングのビジネスに焦点を当てた、デスクトップとウェブのハイブリッドソリューションを提供する企業としてスタートした。 2005年には、SaaS(Software-as-a-Service)プラットフォームである『マインドボディ・オンライン』をリリースし、フィットネス・カテゴリーへ事業の拡大を開始したことで市場を拡大し、消費者のオンライン予約を後押ししてきた。
2009年には、利用可能なクラスや予約を集約して消費者が検索に利用できる「マインドボディ・ファインダー」をリリースし、オープンなウェブサービス・アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を利用して、他の開発者がMindbodyのプラットフォーム上でソリューションを構築できるようにした。さらに、2013年には、企業向けの『Mindbody Express』モバイル・アプリケーションと消費者向けの『Mindbody Connect』アプリケーションを立ち上げ、取引を可能にするウェルネス・マーケットプレイスを確立した。2015年には、『Mindbody Connect』のデザインを一新し、『The Mindbody app』として再リリースし、これにより消費者がアプリ上で予約したり、購入したりできるようになった。
事業内容・サービス内容
これまでの歴史の中で、Mindbodyは一貫してプラットフォームへの大規模な投資を行い、ビジネスの浸透度を高め、消費者にMindbodyのマーケットプレイスを利用してもらいやすい環境を整えてきた。
統合されたクラウドベースのビジネス管理ソフトウェアと決済プラットフォームを通じて、顧客はクラスや予約のスケジュール、スタッフ、店舗の顧客情報、オンライン予約、在庫、給与計算、小売店の売上など、すべてを費用対効果の高い方法で簡単に管理することができるようになっている。また、顧客を獲得し、維持するための高度なマーケティング機能や顧客維持機能、企業のビジネス強化と将来の成長管理に役立つ分析機能も提供すると同時に、マインドボディ・アプリを通じて顧客と地元企業を結びつけてもいる。
マインドボディ・アプリは、消費者が自宅の近くにいても旅行先にいても、ウェルネス・サービスの検索、評価、予約、支払いを可能にするモバイル・インターフェースを提供するアプリである。Mindbodyのアプリはまた、消費者に統一されたアカウントを提供し、1つのサインインで複数のウェルネスサービスにアクセスして管理したり、複数のウェルネス事業者とのスケジュールや履歴を確認したり、複数のクレジットカードを保存してすぐに支払いができるようにしたり、実際にクラスやサービスに参加した人が書いた本物の消費者レビューを読んだり、新しいウェルネス活動を紹介するためのターゲットを絞った紹介オファーを見つけたり、ダイナミックな価格のクラスのオファーを表示して予約したりして、ウェルネスに参加する機会を増やせるように設計されている。これらの機能はすべて、消費者がより積極的にウェルネスに参加するように促し、消費者がクラスを満席にし、最終的にはより成功を収めることができるようにすることを目的としたものである。