TIS【3626】 プライム(内国株式)

情報化投資のアウトソーシング、クラウドサービス、ソフトウェア開発、各種ITソリューション提供、及び関連コンサルティング業務。

TIS【3626】 プライム(内国株式)

情報化投資のアウトソーシング、クラウドサービス、ソフトウェア開発、各種ITソリューション提供、及び関連コンサルティング業務。

事業内容

TIS株式会社(以下、TIS)とそのグループ企業は、情報技術(IT)サービスの提供において幅広い事業セグメントを持っています。TISグループは、主にTIS本体、連結子会社50社、持分法適用会社74社から構成され、情報化投資に関連するアウトソーシング業務、クラウドサービス、ソフトウェア開発、各種ソリューションの提供を行っています。これらのサービスに加え、関連するコンサルティング業務や管理事業なども手掛けています。

TISの事業セグメントは、オファリングサービス、ビジネスプロセスマネジメント(BPM)、金融IT、産業IT、広域ITソリューションの5つに大別されます。オファリングサービスでは、TISグループが蓄積したベストプラクティスに基づく知識集約型ITサービスを提供しており、TISシステムサービス株式会社やMFEC Public Company Limitedが主な連結子会社として挙げられます。

BPMセグメントでは、IT技術や業務ノウハウを活用してビジネスプロセスの高度化、効率化、アウトソーシングを実現しており、株式会社アグレックスがこの分野の主な連結子会社です。

金融ITセグメントは、金融業界に特化したビジネス・業務ノウハウをベースに、事業・IT戦略の共同検討・推進を支援しています。産業ITセグメントでは、金融以外の産業分野に特化したサービスを提供し、クオリカ株式会社やAJS株式会社が連結子会社として活動しています。

広域ITソリューションセグメントでは、地域や顧客サイトを含む広範囲にわたるITプロフェッショナルサービスを提供し、株式会社インテックやTISソリューションリンク株式会社が主要な連結子会社です。

その他のセグメントでは、TISビジネスサービス株式会社やソランピュア株式会社などが、付随的なITサービスを提供しています。これらの事業セグメントを通じて、TISグループは多岐にわたる業界と顧客に対して、包括的なITソリューションを提供しています。

経営方針

TIS株式会社(以下、TIS)とそのグループ企業は、デジタル技術を駆使して社会に新たな価値を提供することを目指しています。その基本理念「OUR PHILOSOPHY」に基づき、デジタルムーバーとしての役割を果たすことを経営方針として掲げています。TISは、顧客から信頼される戦略パートナーとして、市場の革新と新たな市場の創造に挑戦し続けることを目標としています。

中期経営計画「Be a Digital Mover 2023」では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の提供価値向上を基軸に、事業構造の転換を図り、グループビジョン2026の達成に向けた成長加速を目指しています。この計画において、売上高5,000億円、営業利益率11.6%などの具体的な目標を設定し、戦略ドメイン比率60%、社会課題解決型サービス事業売上高500億円を目指しています。

TISは、ストラテジックパートナーシップビジネス、ITオファリングサービス、ビジネスファンクションサービス、フロンティア市場創造ビジネスの4つの戦略ドメインを定義し、これらを通じて市場創造とビジネスの革新を推進しています。また、グローバル事業の拡大、人材の先鋭化・多様化、経営マネジメントの高度化など、経営戦略の実現に向けた取り組みを進めています。

特に、ASEAN地域での事業展開に力を入れ、ASEANトップクラスのIT企業連合体を目指しています。これにより、グローバルでの競争力強化とTISの優位性のあるポジション確立を目指しています。さらに、サステナビリティ経営を推進し、社会課題の解決に貢献することで、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を図っています。