事業内容
ビリングシステム株式会社とその子会社2社は、企業の決済作業とキャッシュ・フローの効率化をサポートする業務受託事業とコンサルティング事業を展開しています。同社グループは、企業の財務活動を支援する決済支援事業を中心に、インターネットを通じたサービスを提供しており、企業が金融機関との個別手続きを同社に委託することで、決済業務の効率化を図っています。
具体的なサービスには、クイック入金サービス、収納代行サービス、即時口座振替サービス、送金サポートサービス、公共料金支払代行サービス、カードリーダーソリューションサービスなどがあります。これらのサービスを通じて、企業間の決済業務や集金業務の効率化をサポートし、事務処理の負担を軽減しています。
また、ファイナンス支援事業では、企業の請求書発行業務や決済業務の代行から得られた決済情報を金融機関等の提携金融事業者へ提供し、企業のキャッシュ・フローを可視化することで、投融資を安全かつ円滑に運営するためのデータ管理及び取次を行っています。
その他事業としては、決済支援事業やファイナンス支援事業に直接紐づかない事業コンサルティングサービス等を提供しており、企業の経営効率化に貢献しています。ビリングシステム株式会社グループは、これらの多岐にわたるサービスを通じて、企業の財務活動の効率化と経営のサポートを行っています。
特集記事
経営方針
ビリングシステム株式会社は、企業の決済業務の効率化とコストダウンを実現するためのサービスを提供しています。同社は、決済基盤を軸に新しいワークフローを提供し、顧客の利益創出を目指しています。その経営方針には、誠実と責任、創造と革新、発展と成長という価値観が根底にあります。また、ビジョンとして、創意工夫と相互の啓発、決済サービスを中核に新しい領域のサービス提供、パートナー企業とのアライアンス推進、ビジネスインフラとしての自覚を持つことを掲げています。
経営戦略としては、キャッシュレス決済の急速な進展に対応し、訪日中国人観光客向けスマホ決済アプリ「WeChat Pay」「Alipay」や、スマホ決済サービス「PayB」などの新たな決済サービスを提供しています。これらのサービスは、自動販売機や店頭など場所を選ばずに利用できるキャッシュレス決済端末の販売にも力を入れています。
経営上の目標達成状況の判断には、スマホ決済サービスやキャッシュレス決済端末の販売における売上高を客観的な指標としています。市場が成長段階にあるため、投資フェーズと捉え、市場が成熟し回収フェーズに入った段階で収益性についても注視する方針です。
対処すべき課題としては、人材の確保と教育、アライアンスの強化、システムの増強、事業開発力の強化が挙げられます。これらの課題に対して、ビリングシステム株式会社は、積極的な事業拡大とともに、組織全体の底上げ、営業力強化、質の高い運用環境の維持、新しいサービスの開発に注力しています。これにより、同社は、企業の財務活動の効率化と経営のサポートを一層強化していく方針です。