小松マテーレ【3580】 プライム(内国株式)

繊維事業を中心に、合繊ファブリックや薄膜ファブリックの開発・製造・販売、繊維製品や環境関連製品の販売、ナイロン素材の加工、物流サービス、健康関連素材の企画・製造販売、建設業、樹脂製品の製造販売、建築設計・施工管理を手掛ける。

小松マテーレ【3580】 プライム(内国株式)

繊維事業を中心に、合繊ファブリックや薄膜ファブリックの開発・製造・販売、繊維製品や環境関連製品の販売、ナイロン素材の加工、物流サービス、健康関連素材の企画・製造販売、建設業、樹脂製品の製造販売、建築設計・施工管理を手掛ける。

事業内容

小松マテーレは、自社および子会社8社、関連会社3社で構成される企業グループであり、主に「繊維事業」を中心に事業を展開しています。同社の事業内容は、合繊ファブリックや薄膜ファブリックの企画、開発、製造、販売に及びます。また、小松美特料(蘇州)貿易有限公司では、繊維製品や環境関連製品、製造設備及び部品、染料・薬品の販売を手掛けています。

㈱コマクソンは、ナイロン素材の無地・捺染加工や自動車内装表皮材、産業資材用特殊素材の開発生産を行っており、㈱コマツインターリンクは、生機・製品の保管・輸送等の物流サービス及びその周辺事業を提供しています。インターリンク金沢㈱は、繊維製品・環境関連商品の販売を、吉田産業㈱は、経編ニット生地及びニット製品の製造販売を行っています。

㈱セイホウは、健康関連素材の企画及び製造販売を手掛け、㈱トーケンは土木建築工事の設計・施工・管理及び土地開発造成等の総合建設業を展開しています。根上工業㈱は、樹脂・製品等の製造及び販売を、㈱OFFICE LABOは建築物の企画・設計・施工管理・施工及びコンサルティング業務を提供しています。また、合同会社アマイケは自社ブランド織物の製造及び販売を行っています。これらの事業を通じて、小松マテーレグループは繊維事業を核としつつ、多岐にわたる事業領域で活動しています。

経営方針

小松マテーレは、繊維事業を中心に、多岐にわたる事業領域で活動する企業グループです。同社は、化学素材メーカーへの転身を目指し、「美・健康・快適・安全・環境」の5つのテーマを軸に、人々の生活を豊かにする素材の開発・製造・販売に取り組んでいます。事業環境の急激な変化に対応するため、組織体制の強化と積極的な経営投資を実行し、ヘルスケア、機能性素材開発、地球環境保護の取り組みを強化しています。また、デジタル技術を活用した新規事業や新たなビジネスモデルの開発にも注力しています。

小松マテーレグループは、持続可能な社会の実現に向けた環境配慮への取り組みを加速させており、「小松マテーレ・サステナビリティ・ビジョン(KSV)」に掲げた課題に優先的に取り組んでいます。特に、環境配慮型素材「mateReco」の売上高比率を2030年度に50%にまで拡大する目標を掲げ、新たな価値を創造しています。

海外市場への事業展開も重要な戦略の一つであり、海外売上高の拡大を目標に、ブランディング向上や新規市場開拓に努めています。また、営業主導の戦略的マーケティングと攻略型マーケティングを実施し、生産・販売・技術開発が一体となった開発体制を強化しています。

さらに、原燃料や資材価格の高騰に対応するため、収益構造の改善に取り組んでいます。新商品の開発や新たな事業展開を進めることで収益確保を目指し、コスト削減にも努めています。これらの戦略を通じて、小松マテーレは社会に貢献できる企業経営を目指しています。