JMホールディングス【3539】 プライム(内国株式)

スーパーマーケット事業では「ジャパンミート『生鮮館』」や「肉のハナマサ」など、食品スーパーを展開。その他、外食事業「焼肉や漫遊亭」、イベント関連事業「肉フェス」、アウトソーシング事業、施設運営管理事業を手がける。

JMホールディングス【3539】 プライム(内国株式)

スーパーマーケット事業では「ジャパンミート『生鮮館』」や「肉のハナマサ」など、食品スーパーを展開。その他、外食事業「焼肉や漫遊亭」、イベント関連事業「肉フェス」、アウトソーシング事業、施設運営管理事業を手がける。

事業内容

JMホールディングス及びその連結子会社11社は、スーパーマーケット事業とその他の事業を展開しています。同社グループは、精肉専門店から始まり、青果・鮮魚・惣菜の専門子会社を統合することで業容を拡大しました。特に、株式会社ジャパンミートが運営する「ジャパンミート『生鮮館』」は、大型商業施設内で17店舗を展開し、精肉を中心に青果、鮮魚、惣菜の専門性を活かした総合的な食品スーパーマーケットです。また、関東圏のロードサイドには「ジャパンミート『卸売市場』」、「パワーマート」、「食肉卸売センターMEAT Meet」など19店舗を展開しています。

株式会社花正が運営する「肉のハナマサ」は、東京都内で54店舗を展開し、業務用スーパーとして飲食店事業者向けに大容量商品を提供する一方で、一般家庭向けの買物需要にも応える品揃えをしています。株式会社スーパーみらべるは、東京都北部で16店舗の食品スーパー「スーパーみらべる」を運営し、地域密着型の店舗運営を行っています。

その他の事業として、外食事業では「焼肉や漫遊亭」16店舗、「とんかつや漫遊亭」1店舗を運営。イベント関連事業では、「肉フェス」などの食に関わるイベントの展開や国内外のイベント制作、運営を行っています。アウトソーシング事業では、スーパーマーケットのレジ業務受託を主な業務としています。さらに、施設運営管理事業では、群馬県太田市のショッピングセンター「ニコモール」の運営管理を行い、地域の生活インフラとして貢献しています。

経営方針

JMホールディングスは、人材育成、お客様第一主義、変化への対応、本物の商品開発と技術の修得を経営方針の柱としています。同社グループは、安心・安全・安価な商品の提供、楽しい空間の提供、プロフェッショナルの育成を従業員の心がまえとして掲げ、顧客に支持される店舗づくりに取り組んでいます。

中期経営計画では、2022年7月期から2025年7月期までの4年間を対象に、生鮮食品の鮮度・価格・品揃えの強化を通じてスーパーマーケット事業の拡大を目指しています。また、売上高経常利益率4%以上の確保に向け、安定した利益の拡大を目標としています。社会貢献活動および環境保全活動の推進、優秀な人材の確保と育成にも注力し、従業員がやりがいを持って働ける環境づくりに努めます。

重点課題としては、積極的な店舗開発による新規出店の加速、スーパーマーケット既存店売上高の前期比100%以上を目指すこと、品質管理体制の継続的な強化、PB商品・直輸入商品など独自の商品開発による差別化、M&Aを通じたパートナー企業の追加、環境問題への配慮と地域社会への貢献、ガバナンス体制の確立などが挙げられます。

これらの戦略を通じて、JMホールディングスは、売上高180,000百万円、営業利益8,100百万円、経常利益8,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円、ROE10%以上を目標としています。同社グループは、これらの目標達成に向けて、経営資源を集中的に投下し、持続可能な成長を目指しています。