事業内容
沿革・会社概要
IHS Markit Ltd.(IHS マークイット)は、保有する専門知識、独自のコンテンツセット、最先端のテクノロジーを組み合わせたデータ、インサイト、ソフトウェアを世界の主要産業、金融市場、政府機関に提供している企業。重要な金融市場データ・情報サービスを提供する世界屈指の企業である。日本法人は、日本市場におけるIHS Markitプロダクトデザイン部門の販売拠点として2002年に設立されている。
IHS Markitの分析は、複雑な業界間の相互依存性を明らかにし、お客様の透明性を高め、リスクを軽減し、業務効率を向上させる。IHS Markitの情報、分析、およびソリューションは、多くの顧客のシステムやワークフローの重要な構成要素であり、顧客の業務にとってますます重要性を増している。IHS Markitは、最先端の技術と業界の専門知識を活用して革新的な製品やサービスを生み出し、お客様に情報とインサイトを提供して、顧客の効率性を高め、より多くの情報に基づいた意思決定をサポートしている。
IHS Markitのコア・コンピテンシーは、専門知識を活用してデータを収集し、お客様が業務上の意思決定を行う際に使用できる情報や分析に変換することだ。IHS Markitは、最も正確で堅牢な情報を集めることができる、それを求めるお客様にとっては頼りになりうる。IHS Markitは、顧客が事業の成長と価値を高めるための重要な意思決定を行うために必要な情報と分析を提供することに専念することで、より情報価値の高いサービスを提供するように努めている。
IHS Markitの情報と分析を、独自に開発した広く利用されている意思決定支援技術と拡張性のあるプラットフォーム上で統合・接続することで、顧客のニーズに合わせて設計された重要な情報とインサイトを提供している。また、IHS Markitの製品開発チームは、独自のWebサービスやアプリケーションを開発しており、それを通してのサービスも提供している。 このサービスは、IHS Markitの情報へのアクセスを強化し、顧客がIHS Markitの製品を他のデータ、ビジネスプロセス、およびアプリケーション(以下のようなもの)と統合することを可能にする。
事業内容
IHS Markit(IHS マークイット)は、世界の主要産業、金融市場、政府機関に対して金融市場データ・情報サービスを提供している。最先端のテクノロジーと専門知識を独自に組み合わせ、何十億ギガバイトにも及ぶデータを精査し、配信することで、顧客における世界の金融市場に対するより確かなインサイト(洞察)を可能にしている。
IHS Markitの顧客基盤は多様で、フォーチュン・グローバル500社の80%、フォーチュン・U.S.1000社の80%以上を含む、5万社以上の企業や政府機関の顧客を抱えている。IHS Markitの顧客は、グローバルに相互接続された産業や金融市場で事業を展開しており、IHS Markitは既存の規模を活かして、包括的なコンテンツ、専門知識、ツール、テクノロジー、調査・分析を統合し、顧客のコアワークフローの重要な一部となる差別化された提供物を生み出し続けている。
IHS Markitの戦略は、情報、調査、分析、テクノロジーを結集し、別々の業界ではあるが相互に関連した業界の顧客に統合されたサービスを提供することだ。IHS Markitは、成長を続ける大規模なグローバル市場において、優れた資産、人材、競争力のあるポジショニングというIHS Markitの強力な基盤を利用して、以下のことを達成することで、IHS Markitの戦略を最も効果的に実行できると考えている。
地理的、製品的、顧客への浸透度の向上
新規顧客の追加と既存顧客のIHS Markit製品・サービスの利用拡大の機会が継続的にあると考えている。IHS Markitは、既存の販売チャネル、幅広い製品ポートフォリオ、グローバルなフットプリント、業界の専門知識を活用し、最終市場の需要の変化を予測して対応することで、新規顧客の追加と既存顧客との関係の構築を計画している。
革新的な製品や機能強化を導入する
情報サービスのリーディングプロバイダーとしての地位を維持・向上させるために、製品やサービスの強化や新製品・サービスの導入を行っている。また、顧客やパートナー企業との対話を積極的に行い、お客様のニーズを把握し、市場の発展を予測している。既存の製品やサービスの革新的な利用法を開発して収益の増加を図り、既存の製品やサービスをサポートするためのより費用対効果の高いインプットを見つけ、収益性の高い新製品やサービスの開発を促進することを目指している。IHS Markitの投資の優先順位は、主にエネルギー、自動車、金融サービスにあり、顧客価値提案を高めるために事業全体に投資を継続していくことを予定している。
バランスのとれた資本配分
IHS Markitは、株主への資本還元(自社株買いと配当金の組み合わせによる年間資本還元率50~75%を目標としています)とM&Aの完了のバランスをとりながら、戦略的地位を継続的に構築できるよう、主にIHS Markitのコアエンド市場でのターゲット取引に焦点を当てた資本配分を行っていく。