清水建設【1803】 プライム(内国株式)

建設事業、開発事業、建設資機材の販売・リース、建設機械レンタル、資金貸付、PFI事業を展開。

清水建設【1803】 プライム(内国株式)

建設事業、開発事業、建設資機材の販売・リース、建設機械レンタル、資金貸付、PFI事業を展開。

事業内容

清水建設グループは、清水建設を中心に子会社125社及び関連会社20社で構成されており、主に建設事業、開発事業、およびこれらに付随する様々な事業を展開しています。建設事業では、清水建設自身のほか、日本道路株式会社、日本ファブテック株式会社、第一設備工業株式会社、株式会社シミズ・ビルライフケアなどが事業を営んでおり、清水建設は工事の一部をこれら関係会社に発注しています。

開発事業においては、清水建設と清水総合開発株式会社などが中心となり、土地や建物の賃貸借および建設工事の受注を行っています。その他の事業としては、建設資機材の販売及びリースを株式会社ミルックスが、建設機械のレンタルを株式会社エスシー・マシーナリがそれぞれ担当。また、シミズ・ファイナンス株式会社は清水建設グループ内での資金貸付事業を、多摩医療PFI株式会社は公共施設の建設・維持管理・運営などのPFI事業を行っています。さらに、北米におけるグループの事業活動の統括はシミズ・アメリカ社が担当しています。

清水建設グループは、建設事業と投資開発事業を主要な事業セグメントと位置づけ、これらを「清水建設建設事業」と「清水建設投資開発事業」として報告しています。エンジニアリング事業、LCV事業、および子会社が手がける各種事業は、「その他」のセグメントに分類されています。

経営方針

清水建設は、長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」と中期経営計画「2019-2023」を策定し、スマートイノベーションカンパニーへの進化を目指しています。このビジョンでは、建設事業の枠を超えた自己変革と挑戦、多様なパートナーとの共創を通じて、時代を先取りする価値を創造し、持続可能な未来社会の実現に貢献することを目標としています。具体的には、安全・安心でレジリエントな社会の実現、健康・快適に暮らせるインクルーシブな社会の実現、地球環境に配慮したサステナブルな社会の実現の3つの価値提供を掲げています。

同社は、事業構造のイノベーション、技術のイノベーション、人財のイノベーションの3つのイノベーションの融合により、新たな価値を創造することを目指しています。これにより、2030年度には連結経常利益2,000億円以上を目標としており、事業別では建設65%、非建設35%、地域別では国内75%、海外25%の売上構成を想定しています。

中期経営計画では、建設事業の深耕・進化と非建設事業の収益基盤確立及び成長を支える経営基盤の強化を図り、グローバル展開の加速とESG経営の推進により、企業価値向上とSDGsの達成に貢献することを基本方針としています。また、安定的な収益基盤の維持と非建設事業の収益力向上により、中長期的に収益構造を強化し、グループの持続的成長を実現することを目指しています。

清水建設は、これらの戦略を通じて、社会の期待を超える価値を創造し、持続可能な未来づくりに貢献することを目指しています。