事業内容
明治電機工業とそのグループ企業は、幅広い事業セグメントを展開しています。主に、制御機器、産業機器、計測機器、電源機器、実装機器の販売を行っており、これらの製品群は、プログラマブルコントローラ、操作表示器、画像処理装置、センサー、リレー、産業用ロボット、溶接機、受配電設備、空調設備機器、機械設備、電子計測器、工業計器、現場測定器、記録装置、恒温槽、安定化電源、無停電電源、電子負荷装置、特殊電源、チップマウンター、リフロー炉、基板検査装置など多岐にわたります。
同社グループは、これらの商品を、ユーザーの商品開発、生産技術、設備保全、購買などの部門に対し、単なる商社活動だけでなく、FAエンジニアリング力を駆使したシステム提案の形で営業活動を行い、販売に結び付けています。また、自社内のエンジニアリング事業本部に加え、名電エンジニアリング株式会社、エム・ディーマシナリー株式会社、株式会社アドバン・テック及び豊富な外注先において、設計、製造を行い、個別ニーズに対応できる体制を整備しています。
さらに、特定分野については、必要とするソフトウェア開発を行う機能とともに、保守、修理等を行う機能も保有しており、ユーザーの幅広いニーズに応えるように努めています。国内外での営業体制も充実しており、日本国内では地域に根差した活動を行いつつ、海外では進出した国内取引先の現地ニーズに応える形で拠点展開を行っています。
経営方針
明治電機工業は、その長い歴史を通じて「Supporting Industry Company」としての役割を果たしてきました。同社は、顧客満足度と期待度を高めるために、商社機能とFAエンジニアリング企業としての技術力を磨き続けています。その経営理念は、「信頼 すべては人から始まる お客様と共に 従業員と共に 社会と共に」というもので、これを基に事業を展開しています。
第10次中期経営計画(2021年度~2023年度)では、「“新たな価値創造”と“自ら考え考動する”」を基本方針として掲げています。この計画に基づき、お客様の変化に応じた新たな価値創造・価値提供を目指しています。また、プライム市場への適合を達成し、今後も企業価値の向上と安定的な上場維持基準への適合を目指しています。
経営戦略の中で、同社は自動車ビジネスの強化、カーボンニュートラルへの貢献、エンジニアリング事業の競争力強化、海外ビジネスの拡大、新たな価値創造に向けた経営基盤の確立など、複数の重点領域に焦点を当てています。これらの戦略は、同社が直面する経済環境や市場の変化に対応し、持続可能な成長を達成するためのものです。
明治電機工業は、制御機器、産業機器、計測機器などの幅広い製品群を提供しており、これらを通じて顧客の商品開発や生産技術に貢献しています。同社は、FAエンジニアリング力を活かしたシステム提案で差別化を図り、顧客の個別ニーズに対応する体制を整えています。また、国内外での営業体制の充実にも努めており、地域に根差した活動と国内取引先の現地ニーズに応える海外展開を進めています。