BEENOS【3328】 プライム(内国株式)

BEENOS Inc. focuses on e-commerce and incubation businesses globally.

BEENOS【3328】 プライム(内国株式)

BEENOS Inc. focuses on e-commerce and incubation businesses globally.

事業内容

BEENOSは、主にEコマース事業とインキュベーション事業を展開しています。Eコマース事業はさらにグローバルコマースとエンターテインメントに分かれています。2024年9月30日現在、BEENOSは18の子会社と3つの関連会社で構成されています。

Eコマース事業のグローバルコマースセグメントでは、tenso株式会社が「tenso.com」や「buyee」を通じて海外転送・購入サポートを提供しています。また、株式会社ショップエアラインは「sekaimon」を運営し、eBayとの提携で世界中の商品を日本で購入できるサービスを提供しています。

エンターテインメントセグメントでは、BEENOS Entertainment株式会社がエンターテインメント業界向けのECプラットフォーム「Groobee」を提供しています。また、日本のアーティストグループの公式グッズや販売サイトの運営も行っています。

インキュベーション事業では、新興国を中心にインターネット関連事業や日本国内のインバウンド消費関連市場のスタートアップ企業への投資育成を行っています。これにより、新たなビジネスの創出と成長を支援しています。

その他の事業として、BEENOSは新規事業の創造と育成を積極的に推進しています。これには、BeeCruise株式会社による新規事業の創造・育成や、BEENOS Travel株式会社によるインバウンド事業などが含まれます。

特集記事

経営方針

BEENOSは、「野心とテクノロジーで世界の可能性を拡げるNextスタンダードを創る」を掲げ、グローバルプラットフォーマーを目指しています。テクノロジーとグローバルコマースの知見を活かし、新しい常識や可能性を提供し続けることを目指しています。

同社は、Eコマース事業の利益拡大を重視し、連結営業利益50億円を目指しています。特に、投資事業の利益ではなく、Eコマース事業の成長に注力し、安定した利益基盤を築くことを目標としています。

BEENOSは、新規事業の構築を重要視しています。特に、Buyeeを中心に成長を遂げてきた同社は、新たな事業開発やM&Aを通じて、さらなる市場拡大を図ります。越境ECとエンターテインメントの相乗効果を高める新規事業にも注力しています。

人材育成も重要な課題としています。新規学卒者の早期戦力化やキャリアプランの設計、評価制度のアップデートを通じて、従業員のポテンシャルを最大化し、事業の成長を支えます。

財務面では、為替リスクのコントロールや投資と株主還元のバランスを重視しています。十分な資金を確保しつつ、M&Aの規模に応じた柔軟な資金調達体制を整え、持続的な成長を目指しています。

グローバルコマースでは、Buyeeの配送手段拡充やサービス改善を推進し、流通総額1,000億円を目指します。エンターテインメントでは、Groobeeのサービス改善を通じて、クライアントの課題解決に注力し、営業利益の成長を図ります。