マサル【1795】 スタンダード(内国株式)

建物の新築防水工事、改修工事、直接受注工事、空調・冷暖房・給排水等の設備工事を展開。

マサル【1795】 スタンダード(内国株式)

建物の新築防水工事、改修工事、直接受注工事、空調・冷暖房・給排水等の設備工事を展開。

事業内容

マサル株式会社とその子会社であるマサルファシリティーズ株式会社は、建設および設備工事業界において、幅広いサービスを提供しています。マサル株式会社は、建物の新築防水工事、改修工事、直接受注工事の施工を主な事業としており、これらのサービスを通じて、建築物の耐久性と機能性の向上に貢献しています。

一方、マサルファシリティーズ株式会社は、空調・冷暖房・給排水等の設備工事を専門としており、快適な居住空間や効率的なビル管理をサポートするサービスを展開しています。これらの設備工事は、建物の機能性を高めるだけでなく、エネルギー効率の向上にも寄与しています。

マサルグループは、新築防水工事、改修工事、直接受注工事、および空調・冷暖房・給排水等の設備工事を一貫して受注する体制を整えており、これにより顧客に対して一貫したサービスを提供することが可能になっています。このような体制は、顧客のニーズに迅速かつ柔軟に対応することを可能にし、マサルグループの競争力の源泉となっています。

以上の事業内容を通じて、マサルグループは建設および設備工事業界において、高品質なサービスを提供し続けています。これらのサービスは、建物の新築から維持管理に至るまで、幅広いニーズに応えるものであり、マサルグループの事業の多角性と顧客への貢献を示しています。

経営方針

マサル株式会社は、建設および設備工事業界における総合専門工事会社として、長期的な成長戦略を推進しています。同社は、企画提案力、技術開発力、施工力の総合的な強化を基本方針とし、新築市場およびリニューアル市場での顧客ニーズに応える高品質の商品提供を目指しています。また、経営効率の徹底と内部統制の整備により、企業価値の最大化に努めています。

経営環境においては、国際情勢の混乱やエネルギー価格の高止まりなど、多くのリスクが存在する一方で、個人消費の回復基調や建築投資の好調が見込まれています。しかし、建設業界では人手不足や原材料費の増加など、収益性低下の懸念も指摘されています。

これらの環境下で、マサルは2021年10月から2030年9月までの長期経営計画「~100年選ばれ続ける会社を目指す!~」を策定しました。この計画では、「ゼネコン上位10社でのシェア№1」、「ROE15%」、「成長性分野開拓」を最終年度の達成目標として掲げています。また、SDGsへの取り組みも強化し、長期的視野での業容拡大と業績向上を目指しています。

対処すべき課題としては、営業力強化、生産性向上、成長性分野への進出が挙げられており、これらに対する具体的な施策を実行しています。営業力強化では、差別化した提案営業や新規得意先開拓を進め、生産性向上では、ティール組織の確立やDX推進を通じて、効率的な業務運営を目指しています。さらに、新たな事業領域への進出やシナジー効果を生む領域開拓により、成長性分野への挑戦を進めています。

マサルは、これらの成長戦略を通じて、持続可能な成長と企業価値の向上を目指し、全てのステークホルダーからの信頼獲得に努めています。