事業内容
ETSホールディングス及びその連結子会社5社は、電気工事業と建物管理・清掃業の2つの主要な事業セグメントを展開しています。電気工事業では、送電事業と設備事業の2つの区分に分かれており、送電事業では架空送電線建設工事、地中送電線建設工事、変電所工事、土木工事等の測量設計、送電線建設工事用機械工具の開発及び製造販売、海外での送電線建設工事を手がけています。設備事業では、電気設備工事設計施工、計装設備工事設計施工、情報通信設備工事設計施工、防災防犯設備工事設計施工、太陽光発電所工事、特別高圧変電所工事、情報通信工事などを行っています。
建物管理・清掃業では、マンション管理事業、建物設備メンテナンス、管理業務受託事業、ビル清掃・管理事業を展開しており、マンション管理、建物設備メンテナンス及び管理業務受託、ビル清掃、有人警備、機械警備、内装工事設計施工、産業廃棄物処理業などのサービスを提供しています。これらの事業を通じて、ETSホールディングスは幅広い顧客ニーズに応える多様なサービスを提供しています。
経営方針
ETSホールディングスは、電気工事業と建物管理・清掃業の二つの主要な事業セグメントを展開しており、その中で経営戦略として企業価値の向上を目指しています。同社は、「この街に明かりを灯すのは私達 ~100年の伝統から100年の未来へ~」というパーパスのもと、事業活動を行っており、売上高営業利益率5.0%を目標に掲げています。
中長期的な経営戦略として、ETSホールディングスは、エネルギー業界のカーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギーの導入促進や送電線網の強化などの課題に対応しています。また、働き方改革関連法の施行に伴う労働環境の整備も重要な取り組みとしています。
送電事業部門では、設備保全対策や広域連系整備計画の実施に向けた工事を想定し、人材確保や労働環境の改善に努めています。設備事業部門では、グリーントランスフォーメーションを推進し、再生エネルギー設備工事計画に注力しています。
建物管理・清掃事業部門では、マンション管理のデジタル化推進や長期修繕及び設備改修の提案などを通じて、事業強化を図っています。これらの戦略を通じて、ETSホールディングスは、関連する分野への挑戦やお客様のニーズに応える事業展開を目指しています。