事業内容
沿革・会社概要
TAL Education Group（タル・エデュケーション、好未来教育集団）は中国で個別指導・チュータリング・オンライン授業などを提供する教育サービス企業。2003年にZhang Bangxin氏とCao Yundong氏が創業し、2005年に「Xueersi Education」として事業を開始した。その後、海外からの投資を促進するため、2008年にケイマン諸島法に基づくオフショア持株会社として「TAL Education Group」を設立した。2008年3月には中間持株会社として香港にTAL Holdings Limitedを設立。2010年にニューヨーク証券取引所（NYSE）へ株式上場を果たした。
「TAL」は「Tomorrow Advancing Life」の頭文字をとったもので、質の高い授業と内容、そして最先端のテクノロジーを教育に応用することで、中国の学生に最高の学習機会を提供するというビジョンが反映されている。TAL Educationでは、就学前から第12学年までの生徒（K-12：K＝Kindergarten:幼稚園。幼稚園～高校卒業まで第12学年の教育期間を指す）を対象に、3つの柔軟なクラス形式で総合的な家庭教師サービスを提供している。少人数制クラス、個別のプレミアムサービス、オンラインコースの3つの柔軟なクラス形式を構える。TAL Educationの個別指導サービスは、中国の学校カリキュラムの中核科目から能力重視のプログラムまでをカバーする。TAL Educationの学習センターネットワークは現在90都市に広がっている。また、中国を代表するオンライン教育プラットフォームである www.jzb.com も運営している。
事業内容
TAL Educationは中国の大手教育サービスプロバイダーとして、K-12年代の生徒に個別指導やチュータリング、オンライン授業などを提供している。提供コンテンツには「数学」「物理」「化学」「生物」「歴史」「地理」「政治」「英語」「中国語」などの主要教科を含む。
また、K-12向け家庭教師サービスの多様化を図るために、海外留学や主要テスト対策のコンサルティングサービスを提供するほか、www.jzb.com（アプリ「Jiazhang Bang」との連携）、www.mmbang.com（アプリ「Mama Bang”」との連携）などのオンラインコミュニティプラットフォームを運営している。
また、各種プログラムやソリューションを通じて、中国国内の教育機関や公立学校に対して、教育商品、コンテンツ、技術、サービス、その他の学習リソースなど、様々な形でのサポートを行っている。
製品・サービス
TAL Educationは、生徒の学業成績、口コミでの生徒獲得力、数々の賞を受賞しており、中国のK-12私立教育市場において「Xueersi」ブランドを高い授業品質と学業の優秀さ（アカデミック・エクセレンス）で突出したリーディングブランドとして確立することに成功した。2013年8月には「Xueersi」から「Haoweilai」へブランドを変更し、現在では「Xueersi」「Mobby」「Firstleap」などの少人数制のサービス、個別のプレミアムサービスを提供する「Izhikang」、海外留学のコンサルティングサービスを提供する「Shunshun Liuxue」など、それぞれのブランドで異なるサービスを提供している。
2020年2月29日現在、TAL Educationの広範な教育ネットワークは、中国全土の69都市と米国の1都市にある871の学習センターと767のサービスセンター、およびTAL Educationのオンラインコースとオンライン教育プラットフォームで構成されている。通常価格・長期コースの四半期あたり平均学生登録者数（Average Student Enrollment）は約300万人（前年比55.2％増）に拡大した。
TAL Educationが運営するポータルサイト「www.jzb.com（旧 www.eduu.com）」はTAL Education傘下サービスへのゲートウェイとして機能する。また、マタニティ市場をターゲットとしたwww.mmbang.com（アプリ「Mama Bang”」との連携）も展開する。
少人数制クラス（放課後塾）
TAL Educationは創業以来、「Xueersi」ブランドで放課後授業を提供しており、現在は学校での学習を補完する形で主要な科目をカバーしている。「Xueersi」少人数クラスのコースは、春と秋の2つの学校の学期と夏と冬の2つの休日の学期の4つの学期で構成されている。近年はオンライン技術をコースの提供に拡大している。2020年2月29日現在、871の学習センターのうち645カ所、767のサービスセンターのうち541カ所でXueersiの少人数制クラスが提供されている。
2011年には「Mobby」個別指導サービスの提供を開始した。「Mobby」少人数クラスは、通常1クラスあたり最大12～16名の子どもたちを対象としており、現在は2歳から15歳までの学習者を対象に、科学・技術・工学・数学などのSTEM教育に基づいた総合的な育成に力を入れている。
2016年1月には、2歳から15歳までの生徒を対象に英語の全教科少人数制家庭教師を提供する「Firstleap Education」の株式100％を取得して完全子会社化した。Firstleapの少人数クラスは通常、1クラスあたり最大14名の生徒が在籍している。「Firstleap」事業の大部分は、「Lebai Education」社とその子会社、「Firstleap」少人数クラスを提供している学校を通じて行われている。「Firstleap」ビジネスの一部は、一般的に低級都市に位置し、TAL Educationのネットワーク内ではない独自の学習センターを運営するフランチャイズ加盟店を通じて行われている。2020年2月29日現在、TAL Educationの学習センターのうち95カ所とサービスセンターのうち95カ所で、「Firstleap」または「Mobby」少人数制クラス、またはその両方を提供している。
少人数制クラスの提供では、生徒は大人数のクラスで通常の授業を受講するよりも、教師からの個別指導を受けることができ、インタラクティブなグループ環境で学ぶことができる。TAL Educationでは、学生のさまざまな教育要件やニーズに合わせてカリキュラムを設計している。透明性を最大限に高め、学習経験を向上させ、生徒や保護者との信頼関係を築くために、保護者の方にはお子様が受講している少人数制クラスの監査を依頼している。また、「Xueersi」のすべての少人数制クラスでは、未受講のクラスが残った場合、教材費を差し引いた金額を無条件で返金している。
2010年には、少人数制クラスで使用される独自の教室指導ソリューションである「Intelligent Classroom System（ICS）」を開始した。ICSを通じて、各学習センターの教師は、インターネットを介して、ビデオやオーディオ教材を含む、TAL Educationが独自に開発したマルチメディア教材をすべてアップロードし、ホワイトボードに投影することができる。
個別プレミアムサービス
TAL Educationは2007年に「Izhikang」ブランドで個別プレミアムサービスの提供を開始した。2020年2月29日時点では、18都市に128の学習センターと128のサービスセンターを展開している。
TAL Educationの個別プレミアムサービスは、主に生徒と教師が一対一の環境の中で、生徒の教育の焦点に合わせてカスタマイズされたカリキュラムや教材、柔軟なスケジュールを用意している。特定の科目やトピックの弱点への対応、集中的な試験の提供、平均以上または平均以下の学習カーブに対応するための学習ペースの調整など、学生の特定の要件に対応するために個別プレミアムサービスを提供している。
Customized tutoring solution
TAL Educationにおける個別プレミアムサービスの各生徒は、TAL Educationが抱える教育プランナーと面談し、生徒の長所、短所、潜在能力の診断評価を受ける必要がある。その後、生徒の両親と相談の上、タイミング、費用、その他生徒の状況に応じた考慮事項を考慮して、生徒にカスタマイズされた個別指導ソリューションをデザインし、提案する。生徒のためのプレミアムサービスを提供している間は、生徒の学習状況を積極的にモニターし、必要に応じてカリキュラムや学習ペースを調整する。
Tailor-made course materials
個別プレミアムサービスで使用する教材は、包括的な教材データベースの中から各教科の教師が各生徒のために選択する。TAL Educationの強みであるカリキュラムと教材開発力を活かし、質の高い教材を提供する。
One-on-one student-teacher setting, supported by a team of experienced teachers
TAL Educationの個別プレミアムサービスの各学生は、経験豊富な教師の大規模なプールにアクセスすることができる。教師は、各学生の興味とニーズに基づいて、学生とその両親によって選択される。個別プレミアムサービスは主に1対1の形式で提供されており、通常は2〜8人の学生のみで構成されている少人数制のクラスの一部で構成されている。
Personalized attention
ほとんどの生徒には、コーディネーターを配置し、生徒と生徒の保護者と日常的に連絡を取り合い、生徒の質問や懸念事項に対処し、サービスの質を綿密に監視している。コーディネーターはまた、毎月生徒や保護者からのフィードバックを募っている。また、生徒や保護者の要望に応じて、可能な範囲で教師の変更にも対応している。
オンラインコース
TAL Educationは2010年に www.xueersi.com を通じてオンラインコースの運営を開始した。オンライン授業では「数学」「英語」「中国語」「物理学」「化学」「生物学」「プログラミング」などのコースを提供している。また、一部のオンラインコースを他のウェブサイトでも提供している。オンラインコースを利用することで、TAL Education独自のカリキュラムや教材、質の高い講師陣を活用して、物理的なネットワークの範囲を超えた市場をターゲットにすることが可能になる。また、学生はインターネットを介して自分の都合の良い時間や場所でTAL Educationのコースにアクセスすることができ、より多くの学生が手頃な価格で質の高いコースにアクセスできるようになっている。
過去には、TAL Educationのオンラインコースは、ほとんどが事前に録音された授業の形式で行われていた。2015年3月には、従来の録音された授業を大幅にアップグレードし、学生がより主体的でインタラクティブな学習に参加できるようにすることを目的として、「TEPC（Teaching、Examination、Practice、Communicationの頭文字をとったもの）」と呼ばれるフリップクラス形式の授業を開始した。この新しい形式をさらに発展させ、2015年10月からはライブ中継授業へと発展させ、オンライン講座の主要な形式となっている。
現在、TAL Educationのオンライン講座では、経験豊富な講師によるインタラクティブなライブ中継授業が中心となっている。各教科に精通し、コミュニケーション能力に優れた講師を起用している。ライブ中継授業を行うことで、学生の反応やパフォーマンスに合わせて、講師が授業のペースや内容を調整することができる。これにより、学生が主体的に授業に参加することができ、より個別性の高い学習体験を得ることができる。また、授業内での試験を実施しており、専任の個別指導講師が試験の添削や試験後の指導にも力を入れている。このようにして、学生は自分の学習に対するタイムリーでオーダーメイドのフィードバックを受けることができる。
生徒支援・サポートサービス
TAL Educationでは、教師、クラスコーディネーター、コールセンター、オンラインプラットフォームを通じて、生徒の学習をサポートする環境を提供している。
TAL Educationが抱える教師は、学生のパフォーマンスと進歩を追跡し、定期的に学生や保護者と情報共有を図る。個別プレミアムサービスで学生を担当するクラスコーディネーターは、スケジュールやその他の物流上の問題について、学生や保護者と密接に連絡を取っている。教育の質に関するフィードバックを受け取り、必要に応じて教師の代替を手配する。
そのほか、TAL Educationはコールセンター、ウェブサイト、モバイルアプリケーション、WeChatを通じて、問い合わせの受付、登録の受付、コースに関する問題への対応、センターサービスを利用する既存の受講生や受講希望者とその保護者とのコミュニケーションの円滑化など、受講生や保護者へのサポートサービスを提供している。
また、オンラインプラットフォームでは、学生や保護者が当校の専門家に勉強に関する質問を提出するための効率的なチャネルを提供している。
カリキュラム・コース・教材
TAL EducationのK-12家庭教師サービスのカリキュラムは、K-12のコア科目をカバーしている。TAL Educationは、数学の個別指導クラスを提供することからビジネスを開始し、その後、徐々に他の科目のコースを何年にもわたって展開してきた。学年レベルでは、TAL Educationは最初に小学生にサービスを提供することに焦点を当て、徐々にコースの提供をより高い学年レベルに拡大した。
K-12のコースは、幼稚園から12年生までの生徒を対象に、主要な科目を網羅している。幼稚園と小学生向けには、数学、英語、中国語などの基本的な教科から始める。物理、生物、化学は中学に進むにつれてカリキュラムに追加され、コア科目の拡大を反映している。高校生には、拡大・高度化する学習ニーズに対応して、歴史、政治学、地理などの科目を充実させている。
歴史・政治・地理は、主に「Izhikang」ブランドの個別プレミアム個別指導サービスと「Xueersi」ブランドの少人数制サービスで提供している。また、理科、プログラミング、GOコースも提供している。
教材開発
TAL Educationは、英語以外の教科については、ほとんどすべての教育コンテンツを自社で開発している。「Xueersi」の少人数制クラスで提供している理系科目については、TAL Educationのチームは、中国の教育システムにおける学術的要件や試験要件の変化に対応するために、各分野の専門家と緊密に連携しており、教師からの授業経験に基づいたフィードバックを求めている。
カリキュラムとコース教材を開発する際には、通常、主要な公立学校の最新の教材や教師のトレーニング教材を参照し、生徒の能力と質の向上に関する新しい試験要件や要件を考慮し、最新の市場動向とニーズを分析している。TAL Educationの開発チームは、生徒にとって難しい科目や概念を特定し、カリキュラムの中で最も重要で難しい概念やスキルに焦点を当てている。使用率、教師、生徒、保護者からのフィードバック、生徒の成績に基づいて、コース教材の評価、更新、改善を行っている。
TAL Educationのカリキュラムとコース教材のほとんどは、北京を拠点に開発されており、現地の要件や需要に合わせて変更を加えながら他の拠点でも採用されている。TAL Educationでは、集中的に開発されたコンテンツをより簡単に現地で採用し、TAL Educationのサービスをより拡張性のあるものにするために、特定のトピックに基づいて教材の一部をモジュール化している。
2014年3月、TAL Educationは「Xueersi」ブランドを通じて、ケンブリッジ大学出版局と緊密に協力し、「Hello Learner's English」という英語学習教材シリーズを発売した。「Hello Learner's English」シリーズは、1年生から6年生までの中国の生徒に特化した学習教材で、英語のスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの能力を向上させるための新しい学習パターンを紹介しており、政府認定の英語検定試験や認知度の高い英語評価テストに合格するための準備や、将来の中学や大学の英語入試に向けた支援をしている。
また、TAL Educationは、2016年5月より株式会社LAZELとコンテンツライセンス契約を締結することで、「LAZEL」と協力し、英語の平準化された読解教材「Reading A-Z」の使用許諾及び当該読解教材に関する一定の頒布権を付与されている。「Reading A-Z」のレベル分けされたリーディングコンテンツは、様々な年齢層の子供たちに科学的に発達に適した英語のリーディングコンテンツを提供している。
2017年11月以降、TAL Educationは「Educational Testing Service（ETS）」と特定のコンテンツライセンス契約を締結しており、これに基づき、TAL EducationとETSは、TAL Educationの学生にオンライン練習や自動採点・フィードバックシステムを提供するTOEFLおよびGRE準備教材の発売に向けて協力していくことを予定している。
教師人材
TAL Educationには、教育に対する強い情熱を持った献身的で優秀な教師陣がおり、事業の成功には欠かせない。TAL Educationは、事業全体で一貫して高い教育の質を維持することに尽力している。この取り組みは、厳選された教師の採用プロセス、継続的な教師トレーニングと厳格な評価の重視、競争力のある業績ベースの報酬、キャリアアップの機会に反映されている。2020年2月29日の時点で、TAL Educationには27,500人の常勤教師と8,245人の契約教師がいる。
TAL Educationの「Xueersi」事業、個人向けプレミアムサービス、オンライン教育事業では、中国国内の多くの一流大学を含む大学卒業者や、他校での実績や評価の高い経験豊富な講師を採用している。新たに採用された専任講師には、TAL Educationの企業文化や価値観だけでなく、教育内容、指導技術、技術に焦点を当てた一定の標準的な研修やカスタマイズされた研修を受けることが義務付けられている。
また、教師は定期的に授業の成績や指導成績を評価される。TAL Educationの教師の定着、報酬、昇進は、そのような評価結果に大きく依存している。TAL Educationの教師には、競争力のある業績に応じた報酬パッケージを提供し、社内でのキャリアアップの可能性を提供している。優秀な教師は、北京以外の新しい地域市場での事業のディレクターに昇進したり、TAL Educationの教育コンテンツ開発への参加に招待されたり、上級管理職として検討されたりすることもある。
ネットワーク
2020年2月29日現在、TAL Educationの広範なネットワークは、中国国内70都市871のラーニングセンターと767のサービスセンターで構成されている。ラーニングセンターは、授業が行われる物理的な教育施設を指す。サービスセンターでは、コンサルテーション、コース選択、登録などのサービスを提供しているが、そのほとんどはコールセンターやオンラインプラットフォームでも提供されている。
TAL Educationは、成長の機会を活かすために、既存の地域市場と新たに特定された地域市場の両方に新たな学習センターとサービスセンターを開設することを計画している。TAL Educationは、学習センターと地理的市場の拡大に体系的なアプローチを採用している。新しい都市に進出するかどうかの決定は、通常、企業のビジネスユニットレベルで行われ、TAL Educationの組織構造内のさまざまなレベルの管理職の参加を必要とする確立されたプロセスが含まれている。新しい市場を特定するプロセスでは、TAL Educationのブランドを地域に浸透させるための計画を立て、講師やその他のスタッフを募集し、特定のコア科目や学年に最初に焦点を当てたコースの提供を開始する。その後、教育統計、人口統計、公共交通機関情報などを収集して、各学習センターの立地を選定している。
マーケティング戦略・学生獲得戦略
TAL Educationでは、主に口コミ紹介で少人数制クラスの学生を募集している。また、TAL Educationの評判やブランドも生徒募集に大きく貢献している。さらに、入学希望者やその保護者へのブランド認知度を高め、当社のサービスへの関心を高め、さらに紹介を促進するために、さまざまなマーケティング活動を行っている。2020年2月月期にTAL Educationが投じた販売およびマーケティング費用（S&M費用）は、それぞれ8億5,280万ドルであった（対売上比率は26.1％）。
リファラル
少人数制クラスの生徒募集において、TAL Educationでは、TAL Educationの生徒とその保護者が他の人と学習体験を共有していることによる口コミ紹介が新規学生の獲得に寄与している。クチコミ紹介によるリファラルマーケティングは、TAL Educationの学生ベースの急速な成長に伴う強力なネットワーク効果を享受しており、TAL Educationの評判、ブランド、学生の実績からも恩恵を受けている。
クロスセル
TAL Educationは、サービス提供のための保護者や生徒との交流を、他のサービス提供を宣伝する機会として利用している。さまざまな学生グループを対象とした、あるいはさまざまな分野に焦点を当てたさまざまなサービスを提供することを目標とし、TAL Educationの潜在的な学生の教育ニーズのあらゆる側面に浸透するブランド育成を図っている。
オンラインプラットフォーム
TAL Educationのオンラインおよびモバイルプラットフォームは、TAL Educationのマーケティングおよびブランディング活動の重要な要素となっている。また、TAL Educationの販売およびマーケティング活動全体をサポートするために、TAL Educationの入学希望者や既存の学生、保護者との直接かつ頻繁なコミュニケーションを促進している。
公開授業・セミナー・相談会・メディアインタビュー
TAL Educationでは、入学希望者に有益な情報を提供し、関連する体験を提供することでTAL Educationの提供するサービスを評価してもらうために、学生や保護者向けに公開講座やセミナー、相談会などを頻繁に開催している。また、教育の質に対するTAL Educationのアプローチや学生の実績は、伝統的なメディアや新しいメディアで取り上げられ、TAL Educationの評判やブランドをさらに高めている。
広告その他
TAL Educationは、中国の大手検索エンジンや、中国の学生をターゲットとした他の教育サイトとの協力関係を通じて広告を出稿している。また、中国の全国紙や地方紙と広告契約を結んでおり、屋外広告キャンペーンなどの他の広告チャネルも利用している。また、学習センターやサービスセンター、公立学校のキャンパス外では、在校生や入学希望者、保護者にパンフレットやポスター、チラシなどのマーケティング資料を配布している。そのほか、各種教育サービス・製品の展示会やコンベンションにも参加している。
