事業内容
マーチャント・バンカーズグループは、マーチャント・バンカーズを中心に、株式会社MBKハウスマネジメント、株式会社エストニアン・ジャパン・トレーディング・カンパニー・ホールディングス、Estonian Japan Trading Company AS、O'Pen Eesti OÜ、株式会社エストニアン・ジャパン・トレーディング・カンパニー日本、娯楽TVメディア・コンテンツ株式会社、株式会社ケンテン、株式会社ホテルシステム二十一の9社から成る企業グループです。このグループは、主に2つの事業セグメントに分かれています。
まず、マーチャント・バンキング事業では、マーチャント・バンカーズが主導し、日本及び中国の企業や不動産への投資を行っています。このセグメントでは、株式や不動産の投資回収によるキャピタルゲインと、所有する不動産からの賃料収入を主な収益源としています。
次に、オペレーション事業では、マーチャント・バンカーズと株式会社ケンテンが中心となり、様々な運営・管理業務を担当しています。具体的には、岐阜県土岐市にある「土岐グランドボウル」のボウリング場運営や、株式会社ケンテンによる服飾雑貨店の運営などが含まれます。
これらの事業を通じて、マーチャント・バンカーズグループは多角的なビジネスモデルを展開し、様々な収益源を確保しています。
経営方針
マーチャント・バンカーズグループは、持続的な企業成長を目指し、投資会社としての基本方針に従い、多角的な成長戦略を推進しています。同社は、事業家色のある丁寧な投資活動を行い、投資活動の成果を事業部門に還元することで、独自のコア・コンピタンスの構築を目指しています。また、小回りと独立系の利点を活かし、投資の規模、業種、スキームを限定しないフリーハンドなソーシングを行い、ダイナミックな投資活動を展開しています。さらに、収益の安定化と財務健全性の確保を重視し、慎重な投資姿勢を堅持しています。
経営戦略として、マーチャント・バンキング事業をコアに据え、企業及び不動産投資を通じてキャピタル・ゲインの追求と安定した収益基盤の構築を目指しています。国内不動産の取得及び売却によるインカム・ゲイン及びキャピタル・ゲインが主な収益源であり、今後は企業投資活動や不動産仲介等による手数料収益など、収益の幅を広げる取り組みを進めています。オペレーション事業では、ボウリング場等の既存店舗の業績向上と新規業態への進出に取り組んでいます。
同社グループは、効率的な経営管理体制の構築とコスト削減にも果断かつ継続的に取り組んでおり、健全な財務基盤の維持・管理に努めています。流動比率200%超、自己資本比率40%超を重要な経営指標と位置づけ、柔軟な投資活動と市場リスクに耐える頑強な財務体質の確保を目指しています。これらの戦略により、マーチャント・バンカーズグループは、経営基盤の強化と持続的な事業成長を実現するために、収益確保と適切なリスク管理、オペレーション事業の採算向上、新規事業の立ち上げ、人材の確保・育成・組織化、必要な資金の確保に取り組んでいます。