カワサキ【3045】 スタンダード(内国株式)

輸入高級ハンカチ・タオル、ホームインテリア、婦人服飾雑貨の企画・外注生産・卸売・販売、物流倉庫の賃貸・営業と太陽光発電、ホテルレイクアルスターアルザ泉大津の直営化による宿泊・料飲サービス提供。

カワサキ【3045】 スタンダード(内国株式)

輸入高級ハンカチ・タオル、ホームインテリア、婦人服飾雑貨の企画・外注生産・卸売・販売、物流倉庫の賃貸・営業と太陽光発電、ホテルレイクアルスターアルザ泉大津の直営化による宿泊・料飲サービス提供。

事業内容

カワサキは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主な事業内容として、服飾事業、賃貸・倉庫事業、そしてホテル事業が挙げられます。

服飾事業では、シニア女性を主なターゲットとして、輸入高級ハンカチ・タオル、ホームインテリア、バッグ、衣料などの婦人服飾雑貨を企画し、国内外で外注生産しています。これらの製品は、レイクアルスターブランドで小売店、専門店、百貨店、通販会社等を通じて販売されており、また、直営のレイクアルスターブティック店も大阪市中央区と泉大津市に出店し、総合的に展示販売しています。

賃貸・倉庫事業では、大阪泉州地域を中心に物流倉庫等の賃貸業及び営業倉庫業を行っています。さらに、倉庫の屋根を活用した太陽光発電事業も手がけており、環境に配慮した事業展開を行っています。

ホテル事業においては、2023年4月よりホテルレイクアルスターアルザ泉大津を直営化し、宿泊および料飲サービスの提供を開始しました。この事業拡張により、カワサキは服飾、物流、そして観光の各分野でのサービス提供を強化しています。

これらの事業を通じて、カワサキは多様なニーズに応える製品とサービスを提供し、幅広い顧客層に対応しています。

経営方針

カワサキは、服飾、賃貸・倉庫、ホテル事業を柱とする多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、中長期的な成長戦略として、収益力の向上を目指し、売上高や営業利益などの経営指標の改善に加え、「自己資本利益率(ROE)8%以上」を目標に掲げています。これにより、企業価値の向上と株主・投資家への期待に応えることを目指しています。

服飾事業では、「THE BEST FROM THE WORLD -いいものを世界から-」をテーマに、独創的な製品の提供を基本理念としています。新製品の開発と販売チャネルの拡大を重点的に推進し、既に市場に浸透している「レイクアルスター」ブランドのさらなる強化を図っています。賃貸・倉庫事業では、立地面の優位性とオペレーションしやすい倉庫の提供を通じて、倉庫需要への対応と顧客満足の向上を目指しています。

ホテル事業においては、2023年4月にホテルレイクアルスターを直営化し、老朽化した設備の更新と地域密着型のサービス提供に取り組んでいます。黒字化を2025年8月期に予定しており、これらの施策を通じて、カワサキは各事業の安定した収益基盤の確立と成長を目指しています。

これらの戦略は、国内外の不透明な経済環境の中で、カワサキが如何にして持続可能な成長を達成しようとしているかを示しています。同社は、事業の多角化と経営指標の改善により、将来にわたって企業価値の向上を図ることを目標としています。