セキュアヴェイル【3042】 グロース(内国株式)

情報セキュリティ事業では、セキュリティ運用監視サービス「NetStare®」、運用アウトソーシングサービス「CustomerStare」、セキュリティ運用基盤の開発・販売「LogStare」を展開。人材サービス事業では、情報セキュリティエンジニアの育成・派遣を行う。

セキュアヴェイル【3042】 グロース(内国株式)

情報セキュリティ事業では、セキュリティ運用監視サービス「NetStare®」、運用アウトソーシングサービス「CustomerStare」、セキュリティ運用基盤の開発・販売「LogStare」を展開。人材サービス事業では、情報セキュリティエンジニアの育成・派遣を行う。

事業内容

セキュアヴェイルグループは、セキュアヴェイル株式会社を中心に、株式会社キャリアヴェイル、株式会社LogStareの3社で構成されています。このグループは主に2つの事業セグメント、情報セキュリティ事業と人材サービス事業を展開しています。

情報セキュリティ事業では、セキュアヴェイルがセキュリティ運用監視サービス「NetStare®(ネットステア)」を提供しています。このサービスは、24時間365日体制で顧客のネットワークインフラを監視し、機器故障やサイバー攻撃などを迅速に発見する統合セキュリティ運用サービスです。また、キャリアヴェイルは運用アウトソーシングサービス「CustomerStare(カスタマーステア)」を提供し、LogStareはセキュリティ運用基盤の開発・販売を手がけています。「LogStare(ログステア)」は、システム監視、ログ管理、AI予測を一体化したソフトウェアで、クラウド提供により導入障壁とコストを低減します。

人材サービス事業では、キャリアヴェイルが情報セキュリティエンジニアの育成・派遣を行っています。専門知識を有するプロフェッショナルの助力が必要な情報セキュリティ対策に対応するため、セキュアヴェイルの育成プログラムを基に実習訓練を実施し、情報セキュリティエンジニアを派遣しています。また、既存顧客へのネットワーク型サービスに加え、情報セキュリティエンジニア派遣サービスを組み合わせたハイブリッド型のビジネスモデルを提案しています。

セキュアヴェイルグループは、情報セキュリティサービス業としての原点を意識しながら、ログ分析やセキュリティ運用監視サービスを軸に、グループとしての経営基盤の安定化を目指しています。

経営方針

セキュアヴェイルグループは、情報セキュリティ業界における変化をビジネス機会と捉え、事業の拡大と成長を目指しています。同社は、ITセキュリティ専業の日本企業集団として、事業ノウハウ、人材、自社開発ソフトウェアの3つの強みを軸に事業を展開しています。特に、セキュリティ運用に関する豊富なノウハウ、専門人材の育成、そして自社開発のセキュリティ運用プラットフォームが同社の競争力の源泉です。

セキュアヴェイルグループは、垂直統合型ビジネスモデルを確立し、24時間365日体制での運用・監視サービス、ログ分析システム、ネットワーク運用監視システムの開発、提供、保守まで、ワンストップサービスを提供しています。これにより、サービス品質の向上に努めています。

経営戦略としては、営業力の強化、顧客との関係性強化、人材確保と育成、研究開発の充実に重点を置いています。新たな販売パートナーの開拓や既存パートナーの深耕、新サービス開発、セミナーやイベントの開催を通じて、新規顧客の獲得と既存顧客との関係強化を図っています。また、技術者を中心とした優秀な人材の確保と育成、サイバー攻撃への対策としての運用監視サービスの基盤強化や新サービス開発にも注力しています。

さらに、セキュアヴェイルグループは、グロース市場の上場維持基準への適合を重要な経営課題として位置づけ、企業価値の向上に取り組んでいます。これらの戦略的取り組みを通じて、同社は持続的な成長を目指しています。