ケイティケイ【3035】 スタンダード(内国株式)

The company group, led by ケイティケイ株式会社, focuses on transforming office environments with recycled and IT products.

ケイティケイ【3035】 スタンダード(内国株式)

The company group, led by ケイティケイ株式会社, focuses on transforming office environments with recycled and IT products.

事業内容

ケイティケイは、オフィス環境の変革を目指し、リサイクル商品やOAサプライ商品、文具事務用品、ITソリューション商品を提供しています。具体的には、リパックトナーやトナーカートリッジ、インクカートリッジなどのオフィス関連商品の生産、仕入、物流、販売を行っています。

ケイティケイのサプライ事業では、リサイクル商品としてリパックトナー、リパックリボン、リパックインク、リパックジェルを提供しています。これらは使用済みのトナーカートリッジなどをリユースリサイクルし、顧客に再提供する「リパックシステム」を採用しています。

OAサプライ商品としては、レーザープリンターやインクジェットプリンター用のトナーカートリッジやインクカートリッジ、OA汎用紙などを販売しています。また、オフィス向け会員制ECサイト「YORIDORI」を通じて、オフィス関連商品を提供しています。

ITソリューション事業では、PCやソフトウェアを含むDX推進を支援する商品を提供しています。具体的には、複合機や電子文書管理、PC環境の整備、ネットワーク関連商品を取り扱っています。これにより、企業のデジタル化をサポートしています。

ケイティケイの連結子会社である青雲クラウンは、文具事務用品やオフィス家具、OA機器の販売を行い、オフィス購買システムの提案も行っています。キタブツ中部はロジスティック事業と倉庫業を展開しています。

また、イコリスはネットビジネスのアルゴリズム解析やデジタルマーケティング、EC事業を手掛けています。東海桜井は図面製本や消耗品販売、図面・書類のスキャン・電子化、CAD機器の販売、OA機器のレンタルを行っています。

経営方針

ケイティケイは、オフィス環境の未来を変革することを目指し、リサイクル商品やITソリューションを提供しています。同社は「Change the office mirai」をビジョンに掲げ、循環型社会の実現に貢献しつつ、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することを目指しています。

同社は、2024年10月に新たな中期経営計画「Growth Plan 2027」を策定しました。この計画では、売上高20,000百万円、営業利益600百万円、経常利益700百万円、ROE10.0%以上を2027年8月期の目標としています。これにより、収益性を向上させつつ成長性の高い事業への投資を推進します。

ケイティケイの成長戦略は、「顧客基盤の活用と強化」と「事業ポートフォリオの転換」の2つの基本方針に基づいています。顧客基盤を活用し、ITソリューション事業の拡大を図る一方で、サプライ事業の堅守にも注力します。これにより、顧客との関係性を強化し、持続的な成長を目指します。

また、成長事業であるITソリューション事業を第二の柱と位置付け、経営資源を投入して成長を加速します。サプライ事業では、自社リサイクル商品の販売を差別化し、収益性を向上させます。これにより得られたキャッシュをITソリューション事業に投入し、全体の成長を促進します。

ケイティケイは、サステナビリティへの取り組みも重視しています。SDGsの理念を経営戦略の中心に据え、「環境貢献」「DX」「人材育成・ダイバーシティ」「経営基盤強化」を重要課題として特定しています。これにより、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。