事業内容
AFC-HDアムスライフサイエンスとその連結子会社17社は、幅広い事業セグメントを展開しています。主要な事業には、健康食品や化粧品の研究開発、製品設計、製造販売が含まれます。また、漢方医療用医薬品、一般用医薬品、ジェネリック医薬品、ヘルスケア商品の製造販売も手掛けています。自然食品の販売、健康情報番組の企画・制作、健康情報誌の発刊を中心とした広告代理店業務、不動産の売買・管理・賃貸及びその仲介業、百貨店業、時計・宝石・貴金属製品の販売、飲食店の経営・企画運営、各種イベントの企画、外食事業のコンサルティング、建設業、観光事業、旅行業、ホテル業、給食事業など多岐にわたります。
同社グループの事業セグメントは、ヘルスケア事業、医薬品事業、百貨店事業、飲食事業、その他事業の5つに分類されています。ヘルスケア事業では、AFC-HDアムスライフサイエンスを含む複数の企業が健康食品や化粧品の製造販売、研究開発を行っています。医薬品事業では、本草製薬㈱が漢方医療用医薬品やジェネリック医薬品の製造販売を担当しています。百貨店事業では、㈱さいか屋が百貨店業を展開し、飲食事業では、㈱なすびやフジタカ&パートナーズ㈱が飲食店の経営やイベント企画を手掛けています。その他事業では、不動産や建設業、観光事業などを含む多様な分野で事業を展開しています。
経営方針
AFC-HDアムスライフサイエンスは、健康食品と自然派化粧品の研究開発、製造、販売を通じて、健康長寿社会の実現に貢献することを経営の基本方針としています。同社は、消費者の健康維持・増進や美容・アンチエイジングに対する意識の高まりを背景に、市場拡大を目指しています。そのために、継続的な成長と収益性の向上を目標に掲げ、売上高経常利益率を重要な経営指標としています。
中長期的な経営戦略として、同社は健康食品業界でのリーディングカンパニーを目指し、グループ各社の機能を戦略的に統合しています。具体的な戦略としては、高度な製造管理体制の確立、トータルプロデュースの構築、低コスト・短納期体制の構築、通信販売における顧客獲得、物流システムの最適化、製品のエビデンス追求、抗加齢健康サプリメントの開発、そして健康・美容専門番組の自主制作などが挙げられます。
また、厳しい経営環境の中で、同社は独自性の確立、海外事業の強化、人材・組織の形成に注力しています。研究開発体制の強化や独自技術の開発による差別化、国際化による販路拡大、専門知識を有する人材の確保と育成、ダイバーシティの推進などを通じて、持続的な成長と発展を目指しています。さらに、2021年には百貨店業の㈱さいか屋と飲食業の㈱なすびを連結子会社化し、グループシナジーの創出にも力を入れています。