はごろもフーズ【2831】 スタンダード(内国株式)

食品事業を中心に、缶詰類、パスタ、包装米飯、かつお削りぶし、のり製造販売、物流業務、不動産賃貸を展開。

はごろもフーズ【2831】 スタンダード(内国株式)

食品事業を中心に、缶詰類、パスタ、包装米飯、かつお削りぶし、のり製造販売、物流業務、不動産賃貸を展開。

事業内容

はごろもフーズは、食品事業を中心に展開している企業で、子会社1社および関連会社1社を含むグループ構成を持っています。同社の主力事業は、缶詰類、パスタ、包装米飯、かつお削りぶし、のりなどの製造販売であり、これらの製品群を通じて、幅広い消費者ニーズに応えています。

はごろもフーズの子会社であるセントラルサービス株式会社は、物流業務を担当しており、製品の出荷手配や運送業者への運賃支払いなど、運送事務全般を行っています。これにより、はごろもフーズは製品の効率的な配送体制を構築しています。

また、関連会社であるP.T.アネカ・ツナ・インドネシアは、ツナ製品の製造委託先として位置づけられており、高品質なツナ製品の供給に貢献しています。

はごろもフーズは、食品事業以外にも不動産賃貸事業を手がけており、これにより収益の多角化を図っています。同社グループは食品事業とその付帯事業を単一セグメントとして位置づけており、事業の多様性と専門性を兼ね備えた経営戦略を展開しています。

経営方針

はごろもフーズは、食品業界において「人と地球に愛される企業を目指す」という経営理念のもと、持続可能な成長を追求しています。同社は、消費者、従業員、投資家、取引先などのステークホルダーに対して、健全な企業活動の成果を還元し、社会的責任を果たすことを重視しています。また、「人と自然を、おいしくつなぐ」というコーポレート・メッセージを掲げ、食を通じて笑顔を届けることを使命としています。

経営指標としては、収益力の向上を目指し、売上高経常利益率と自己資本利益率(ROE)の改善に努めています。経営環境の変化に柔軟に対応するため、2021年から2023年度にかけての中期経営計画「Challenge for 100th!」を推進しており、これは同社の創業100周年に向けた重要なステップと位置づけられています。

この計画では、「もっと美味しく、もっと便利に、もっと優しく」をコンセプトに、既存事業の深耕と新事業および製品開発の推進を目指しています。具体的には、新分野や新素材、新技術を含む新製品開発の推進、シェアNo.1製品の育成と強化、不採算製品の改良やカテゴリーの整理、人財と設備への積極的な投資、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などが挙げられます。

また、はごろもフーズは、一企業市民として公正な経営を目指し、社会貢献活動や環境問題への取り組みを強化しています。これにより、持続可能な開発目標(SDGs)への積極的な取り組みや、リスクマネジメントおよび事業継続計画(BCP)体制の強化を進めています。

このように、はごろもフーズは、中期経営計画を通じて、社会とのつながりを重視し、持続可能な成長を目指す多角的な戦略を展開しています。