事業内容
アルフレッサホールディングスは、医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料などの卸売事業を中心とした持株会社です。
主な事業セグメントは以下の通りです。
医療用医薬品等卸売事業:
アルフレッサ、四国アルフレッサ、ティーエスアルフレッサ、明祥、㈱琉薬、東北アルフレッサ、アルフレッサ メディカルサービス、アルフレッサ篠原化学、㈱宮崎温仙堂商店、エス・エム・ディなどが医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料の卸売を行っています。
セルフメディケーション卸売事業:
アルフレッサ ヘルスケアが一般用医薬品、健康食品、ヘルスケア関連商品の卸売を手がけています。
医薬品等製造事業:
アルフレッサ ファーマが医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具、医薬品原薬などを製造販売しています。また、青島耐絲克医材有限公司が医療機器・用具を、アルフレッサ ファインケミカルが医療用医薬品原薬を、サンノーバが医薬品や医薬部外品を製造しています。
医療関連事業:
アポクリートが調剤薬局の経営を行っています。
その他事業:
アルフレッサ システムが情報システムの運用・保守および開発、エーエル プラスが運送業や倉庫業、アルフレッサ ビズサポートなどが保険代理業、不動産管理業務、日用雑貨消耗品等の販売などを手がけています。
経営方針
アルフレッサホールディングスは、医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料などの卸売事業を中心とした持株会社です。同社は、2025年3月期を最終年度とする「22-24中期経営計画 未来への躍進 ~進化するヘルスケアコンソーシアム®~」を策定しています。
同社の中期経営計画の主な内容は以下の通りです。
1. 経営方針
- 「理念体系」および「サステナビリティ基本方針」に基づき、「健康に関するあらゆる分野の商品・サービスを提供できるヘルスケアコンソーシアム®の実現」を目指す。
2. 中期経営計画の概要
- 医療用医薬品等卸売事業ではスペシャリティ領域とメディカル品、セルフメディケーション卸売事業では専売商品、医薬品等製造事業では受託製造ならびに中枢神経・診断薬領域、および医療関連事業では在宅医療などの成長領域に注力する。
- デジタルヘルスやヘルステックなどのデジタルツールの活用で新たな価値を創造し、顧客の課題解決を図る。
- 環境保全への取り組みとして、2050年度のCO2排出量実質ゼロに向けて、2024年度に10%、2030年度に30%の削減に取り組む。
- ダイバーシティを中心とした人財戦略の推進により、グループ一丸となった取り組みを実現する。
3. 目標とする経営指標
- 2025年3月期の目標:売上高2兆7,000億円、営業利益率1.5%以上、投資計画(累計)1,200億円、株主還元(DOE)2.4%以上
アルフレッサホールディングスは、中期経営計画に基づき、成長領域への注力、デジタル化の推進、サステナビリティ経営の強化などに取り組み、企業価値の向上を目指しています。