ハローズ【2742】 プライム(内国株式)

瀬戸内沿岸部を中心に、24時間営業の食品スーパーマーケットと近隣購買型ショッピングセンターを展開、青果や鮮魚、惣菜などの販売を行う。

ハローズ【2742】 プライム(内国株式)

瀬戸内沿岸部を中心に、24時間営業の食品スーパーマーケットと近隣購買型ショッピングセンターを展開、青果や鮮魚、惣菜などの販売を行う。

事業内容

ハローズは、主に瀬戸内沿岸部に位置する広島、岡山、香川、愛媛、徳島、兵庫の各県において、102店舗の食品スーパーマーケットを展開しています。同社は24時間営業を主体とし、地域密着型のドミナント戦略を採用しています。店舗の出店形態は、600坪型及び450坪型の売場面積を持つ食品スーパーマーケットを核とした、異業種と複合化したオープンモール型の近隣購買型ショッピングセンター(NSC)です。

ハローズの店舗立地は、商圏人口3万人を基準に、郊外住宅地域(サバブ)や都市住宅地域(アーバン)に設定されています。敷地面積は2,000坪から10,000坪を目安にし、売場面積3坪に対して1台以上の駐車スペースを確保しています。

同社の主な販売品目には、青果、鮮魚、惣菜、精肉、デイリー製品、一般食品、菓子、酒類、雑貨などがあります。季節ごとの上位品目の豊富な品揃えや、広く停めやすい駐車場、ストレスを感じさせない高い天井を特徴とした明るく快適な店舗作りを推進しています。

ハローズは商品小売事業を単一セグメントとしており、セグメント別の区分は設けていません。事業の系統図によると、同社の事業構造はシンプルであり、地域社会に根ざした食品スーパーマーケットの運営に特化しています。

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経営方針

ハローズは、地域社会の生活文化向上に貢献することを目指し、従業員の幸せづくり、お取引先様との共存共栄、そして成長発展のための利益確保を経営理念としています。同社は、瀬戸内沿岸部を中心に食品スーパーマーケットを展開し、2024年2月期からは山口県を新たな出店エリアに加えることで、地域密着型のドミナント戦略をさらに強化しています。中期経営計画「2125計画」においては、2025年度決算期(2026年2月期)までに120店舗体制で営業収益2,000億円を目標としています。

競争力の強化として、標準化された売場面積600坪型及び450坪型の24時間営業食品スーパーマーケットを主力業態とし、生活に密着した店舗を同敷地内に誘致することで、近隣購買型ショッピングセンター(NSC)化の比率を高める戦略を推進しています。また、新型コロナウイルス感染症の影響やライフスタイルの変化に柔軟に対応し、消費者ニーズを的確に把握しながら「地域一番お客様貢献店づくり」を目指しています。

経営上の目標指標としては、総資産経常利益率(ROA)を重視し、売上高経常利益率及び総資産回転率の向上を目指しています。これには、高収益商品の開発、情報システム及び物流システムの改革、固定費の削減などが含まれます。ハローズは、これらの取り組みにより、業界内で高い水準の売上高経常利益率を確保し、資産を有効活用しながら総資産経常利益率10%以上を目指しています。