事業内容
サーラコーポレーションは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。同社とその子会社42社、関連会社15社から成るグループは、エネルギー&ソリューションズ事業、エンジニアリング&メンテナンス事業、ハウジング事業、カーライフサポート事業、アニマルヘルスケア事業、プロパティ事業を主軸に据えています。これらの事業を通じて、都市ガスやLPガス、石油製品の販売、電気や熱の供給、暮らしに関するサービス、土木や建築工事、建設用資材の製造・販売、設備メンテナンス、情報通信関連設備工事などを手がけています。
また、注文住宅の請負や建物のリフォーム、不動産の売買・賃貸借・仲介・管理、建築資材・住設機器の販売など、ハウジングに関連する幅広いサービスを提供しています。輸入自動車の販売・整備を行うカーライフサポート事業や、動物用医薬品・畜産用機器、動物用飼料添加物の販売を行うアニマルヘルスケア事業も展開。さらに、不動産賃貸・売買・仲介、マンション分譲、ホテル運営、料飲事業など、プロパティ関連の多様な事業も手掛けています。
これらの事業活動は、自動車部品製造、割賦販売及びリースなど、その他の事業活動とともにサーラコーポレーションの事業の柱を形成しており、同社の多角的なビジネスモデルを支えています。
経営方針
サーラコーポレーションは、2030年ビジョン「私のまちにSALA、暮らしとともにSALA」を掲げ、お客様の暮らしやすさを追求し続けることを目指しています。同社は、社会の変化に対応しながら、安心、安全、快適、便利、そして新しく楽しい価値を提供することを約束しています。また、サーラブランドを信頼の証とし、社員にとって最も働きがいのある会社を目指しています。
現在、同社は第5次中期経営計画(2023年11月期~2025年11月期)を進行中で、「枠を越える」を基本方針に掲げています。この計画では、グループ内外との積極的な連携・共創を通じて地域やお客様の課題解決に取り組み、顧客体験を向上させることでブランド価値を高め、2030年ビジョンの実現を目指しています。
セグメント別の重点取り組みとして、エネルギー&ソリューションズ事業では、省エネ提案やカーボンニュートラル提案を通じて課題解決に努め、電力事業の成長を目指しています。エンジニアリング&メンテナンス事業では、業務プロセス改革や組織力の強化を図り、脱炭素化に寄与するインフラ提案を進めています。ハウジング事業では、お客様視点の商品・サービス開発と業務プロセス改革により収益力を強化しています。カーライフサポート事業では、お客様基盤の拡充と満足度向上を目指しています。アニマルヘルスケア事業では、サプライチェーンの再構築や組織力強化に取り組んでいます。プロパティ事業では、お客様接点の強化や資産管理・運用の取り組みを進めています。
これらの取り組みを通じて、サーラコーポレーションは、お客様の期待を超える体験を提供し、ブランド価値の向上と2030年ビジョンの実現に努めています。