事業内容
沿革・企業概要
EPAM Systems, Inc.(以下、EPAM)は、コアとなるエンジニアリングや技術力と、ビジネスコンサルティングやエクスペリエンスコンサルティングを組み合わせることで、顧客にエンドツーエンドの価値を提供している企業である。米国(ペンシルベニア州)に本社を置く国際的なソフトウェア開発企業であり、ソフトウェアエンジニアリングとITコンサルティングサービスを提供している。EPAMは、1993年に設立され、2012年にニューヨーク証券取引所に上場した。2018年には、31四半期連続で20%超の成長率を達成している。
EPAMは、革新的で拡張性の高いソフトウェアソリューション、高品質のビジネスコンサルティングとエクスペリエンスデザイン、そして継続的に進化する高度な機能の組み合わせを通じて、デジタル化の圧力によって常に挑戦されている市場で顧客をサポートしている。EPAMは、顧客との長期的なパートナーシップの構築に重点を置き、デジタルレンズを通して顧客のビジネスを再構築することを可能にしている。
PAMの歴史的なコアコンピテンシーであるソフトウェア開発および製品エンジニアリングサービスと、エンタープライズソフトウェアプラットフォームおよび新興技術企業のグローバルリーダーとの協力関係は、先進技術ソフトウェアソリューション、インテリジェントエンタープライズサービス、デジタルエンゲージメントなど、その他のサービスを進化させるための基盤となっている。EPAMの戦略的買収は、デジタル戦略とデザイン、コンサルティング、テスト自動化など、当社の地理的範囲とサービス能力を拡大してきた。
組織戦略・人材育成
従業員は、収益を伸ばし、顧客にサービスを提供する上で重要な要素であるため、高度なスキルを持った情報技術の専門家を雇用し、維持する能力は、EPAMの成功にとって非常に重要である。従業員の質の高さが、顧客に優れた価値提案を提供する上での差別化の重要なポイントになるとEPAMでは考えている。
EPAMでは、配信の専門家を惹きつけ、維持し、モチベーションを高めるために、やりがいのある職場環境、継続的な能力開発の取り組み、魅力的なキャリアアップ、昇進の機会を提供し、起業家的なイニシアチブとパフォーマンスに報いる環境と文化を提供している。従業員と良好な協力関係を維持していると考えており、従業員は団体交渉協定(メキシコおよび欧州の一部の国で義務付けられている業界全体の広範な協定を除く)を締結したり、労働争議に関与したりしていない。
競争の激しい業界では、顧客の要望に応えるためには、必要な人材を効果的に配置し、活用することが非常に重要である。EPAMには専任の正社員がおり、世界中の有能で経験豊富な専門家を探し出し、引き付けることを目的とした専門的な人材獲得チームを含む人的資本管理プロセスのあらゆる側面を管理している。また、EPAMの事業が成長するにつれ、役員、財務、法務、人事、その他の重要な管理職を埋めるための適切なスキルを持つ人材の採用と維持にも力を入れている。
EPAMでは、新入社員や経験豊富なデリバリーの専門家のトレーニング、継続教育、キャリア開発プログラムに多大なリソースを投入している。教育的イニシアチブを支援することの重要性を信じており、社内外のトレーニングや認定への従業員の参加をサポートしている。新入社員には、約3~6ヶ月間の座学研修に加え、実際の現場での実地研修を何時間も実施するなど、厳しい研修プログラムを実施している。この総合的なプログラムにより、顧客のニーズに即応できる高度な技術力と深い専門知識を持った社員を育てている。
また、中堅・上級配送担当者には、キャリアアップを目的とした継続教育プログラムを提供している。メンタリングの機会、マネジメントおよびソフトスキルトレーニング、集中ワークショップ、マネジメントおよび技術向上プログラムを提供し、正式なリーダーシップトレーニング、評価、開発、昇進などを通じて、ミドルおよびシニアマネジメントの育成をサポートしている。