イメージ ワン【2667】 スタンダード(内国株式)

ヘルスケアソリューション事業ではPACSや電子カルテ、PCR検査機器を提供し、地球環境ソリューション事業では三次元画像処理ソフトや再生可能エネルギー関連の売買活動を展開。

イメージ ワン【2667】 スタンダード(内国株式)

ヘルスケアソリューション事業ではPACSや電子カルテ、PCR検査機器を提供し、地球環境ソリューション事業では三次元画像処理ソフトや再生可能エネルギー関連の売買活動を展開。

事業内容

イメージワンは、主に「ヘルスケアソリューション事業」と「地球環境ソリューション事業」の2つの事業セグメントを展開しています。

ヘルスケアソリューション事業では、医療画像保管・配信・表示システム(PACS)や病院内の医療画像ネットワークシステム、放射線部門情報システムの開発・販売を行っています。また、遠隔画像診断支援サービスやクラウド型オーダリング電子カルテ、核医学の線量管理システムも提供しています。さらに、医療経営管理システム「ONE Viewer」や支払代行サービス「ONE Payment」も手がけています。

メディカルサプライ分野では、COVID-19対策関連のPCR検査機器や検査キット、抗原検査キット、ニトリルグローブ、マスクなどの消耗品、CTやMRIなどの医療機器を販売しています。

地球環境ソリューション事業では、建設・土木・測量の現場で活用される三次元画像処理ソフトウェア「PIX4Dmapper」「PIX4Dmatic」やクラウド方式の三次元画像処理サービス「PIX4Dcloud」、計測ツール「viDocRTK rover」を提供しています。

エネルギー分野では、再生可能エネルギー市場に注目し、太陽光発電所のセカンダリーマーケットでの売買活動を行っています。原子力産業関連では、トリチウム分離技術の提案や耐放射線カメラ、トリチウム連続計測器などの先端技術を活用した製品を販売しています。

経営方針

イメージワンは、成長戦略として「人の健康と地球環境」に焦点を当てた事業展開を推進しています。同社は、IT医療と再生可能エネルギーを通じて、迅速かつ的確な意思決定を支援し、健康的な長寿社会とクリーンなエネルギー社会の創造に貢献することを目指しています。

同社の中期経営計画では、5つの柱を掲げています。まず、業績低迷からの脱却を図る「攻めの経営」を実施し、医療分野と地球環境分野での新たな経営戦略を構築します。また、新規事業の創出を通じて収益基盤の早期確立を目指し、事業領域の拡大を図ります。

さらに、M&Aや業務提携を活用して外部リソースを積極的に取り込み、企業経営の拡大を模索します。既存事業の再構築と新たな付加価値の創出にも注力し、時代の変化に対応したサービスの見直しと新サービスの開発を進めます。

最後に、結果にこだわる経営姿勢を持ち、短期的な経営目標数値を策定し、効率性を重視した経営指標を検討します。これにより、イメージワンは持続可能な成長を実現し、株主やステークホルダーの期待に応える企業を目指しています。