事業内容
沿革・会社概要
Bank of America Corporation(バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション)は、アメリカ合衆国の銀行持株会社。ノースカロライナ州シャーロットに本社を置いている。
Bank of Americaは、もともとイタリアから移住したアマデオ・P.ジャンニーニが 1904年にバンク・オブ・イタリーとして設立した。その後、アメリカ全州に支店網を広げ、1968年に経営多角化を目指して持株会社Bank America Corporationを創立した。第2次世界大戦後は子会社、関連会社を通じて海外活動を積極的に展開したことで、1991年には全米第5位の銀行持株会社セキュリティ・パシフィックを、また 1994年にはコンチネンタル・バンクを買収することに成功している。1998年にネーションズバンクとの合併によって現社名に至った。また、2009年にはサブプライムローン問題で痛手を受けたメリル・リンチ・アンド・カンパニーを救済買収したことによって、総資産で全米一の金融グループとなった。
1998年には、バンク・オブ・アメリカのブランドと象徴的なフラッグスケープのロゴが導入されている。これは、バンクアメリカとネイションズバンクが合併して、米国初のコースト・ツー・コースト((東)海岸から(西)海岸まで、転じて「全国的な」を意味する)の銀行が誕生したことを意味している。その過程で、Bank of Americaはテクノロジーとお客様へのサービス提供方法を進化させ、金融サービスの変革に貢献してきた。
モバイルおよびデジタル機能を利用して顧客の手のひらの上で銀行業務を行えるようにした先駆者であり、モバイル・チェックデポジットである「Zelle」を通じてのピア・ツー・ピア・ペイメント、AI アシスタントの「 Erica」 を生み出したことにより、より便利なサービスを提供し続けている。
メリル・ウェルス・マネジメント事業の強化を継続する一方で、メリル・エッジを通じ、投資をより身近で手頃なものにすることをBank of Americaは促進してきた。そして、企業の取引を支援し、資本市場へのアクセスを可能にするグローバルな能力をもたらし、共に経済を前に進めている。
2018年11月にはロゴを刷新し、最先端のテクノロジーとハイタッチなソリューションの両方を顧客に提供するという考えブランドロゴを反映させたこれは、今日のサービス文化の象徴であると同時に、お客様と私たちがサービスを提供する地域社会のために未来がどうなるかを常に見据えたものである。
これからも、Bank of Americaは、企業ブランドであり続け、個人や企業向けの銀行サービスも提供していく。Bank of Americaには、消費者・中小企業向け、プライベート・バンク、企業向け事業(グローバル・コマーシャル・バンキング、グローバル・トランザクション・サービス、ビジネス・バンキング、ホールセール・クレジット、コーポレート・バンキングの一部)が含まれている。
事業内容
Bank of Americaは(バンク・オブ・アメリカ)は、企業や機関投資家に対して、銀行業務、投資業務、資産運用業務、その他の財務管理及びリスク管理のための商品やサービスを幅広く提供している。 本社のある米国全土において、約6,600万の個人ならびに中小企業の顧客にサービスを提供し、また、「米国フォーチュン1000」に挙げられるほぼ全ての企業と取引を行っている。世界35カ国で事業を展開し、ウェルスマネジメント、コーポレートバンキング、投資銀行業務、多岐にわたるアセットクラスでのトレーディングにおいて、世界各地の事業法人、政府、機関投資家などの顧客向けにサービスを提供している。
バンク・オブ・アメリカは、「リテール」「プリファード・アンド・スモールビジネス」「メリル」「バンク・オブ・アメリカ・プライベート・バンク」「ビジネス・バンキング」「グローバル・コマーシャル・バンキング」「グローバル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンキング」「グローバル・マーケッツ」という8つの事業部門を通じて様々な商品やサービスを提供している。