サックスバー ホールディングス【9990】 プライム(内国株式)

経営管理、不動産管理、鞄・袋物及び財布・雑貨類の小売販売、メンズバッグ・トラベルバッグの企画・製造、帆布製バッグ・小物の企画・製造・販売を手がける。

サックスバー ホールディングス【9990】 プライム(内国株式)

経営管理、不動産管理、鞄・袋物及び財布・雑貨類の小売販売、メンズバッグ・トラベルバッグの企画・製造、帆布製バッグ・小物の企画・製造・販売を手がける。

事業内容

サックスバーホールディングス及びそのグループ企業は、2023年3月31日現在、サックスバーホールディングスを含む7社で構成されています。これには、株式会社東京デリカ、アイシン通商株式会社、ロジェールジャパン株式会社、株式会社カーニバルカンパニー、株式会社三香堂、株式会社ギアーズジャムが含まれます。サックスバーホールディングスは、経営管理事業及び不動産管理事業を行っており、グループ全体としては鞄・袋物を中心とした商品販売を主な事業セグメントとしています。

株式会社東京デリカは、鞄・袋物及び財布・雑貨類の小売販売を行い、全国の商業施設に直営店舗を展開しています。アイシン通商株式会社は、メンズバッグ・トラベルバッグの企画・製造を手掛け、ロジェールジャパン株式会社は、アイシン通商から仕入れた商品の卸売販売を行っています。株式会社カーニバルカンパニーは、アクセサリー・雑貨の小売販売を主業とし、株式会社三香堂は、帆布製バッグ・小物の企画・製造・販売を行っています。株式会社ギアーズジャムは、メンズバッグ、財布、雑貨等の小売販売を商業施設で展開しています。

サックスバーホールディングスの主要なショップブランドには、「SAC’S BAR」(サックスバー)、「GRAN SAC’S」(グランサックス)、「LAPAX」(ラパックス)、「Amatone Accesso'rio」(アマトーネ アクセソリーオ)、「Kissora」(キソラ)、「DRASTIC THE BAGGAGE」(ドラスティックザバゲージ)などがあり、それぞれ異なるコンセプトで幅広い顧客層にアプローチしています。これらのブランドは、日本製の鞄や小物、国内外の特別なアイテムを提供し、時代に左右されない商品や情報を提案しています。また、株式会社カーニバルカンパニーの「Tees Cees」(ティーズシーズ)や「Banana」(バナナ)などのブランドも、独自のコンセプトでアクセサリー市場に新たな風を吹き込んでいます。

経営方針

サックスバーホールディングスは、鞄・袋物及び財布・雑貨類の小売販売を中心に、アクセサリー・雑貨の小売販売、帆布製バッグ・小物の企画・製造・販売、メンズバッグ・財布・雑貨の小売販売など、多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、各事業会社の独立性を高め、グループシナジーを追求することで企業価値の最大化を目指しています。また、「感動クリエーションカンパニー」として、感動する商品の企画・製造に取り組み、最高レベルの商品セレクト及びディスプレイ、店舗内装、接客を通じてお客様に感動体験を提供することを使命としています。

サックスバーホールディングスは、PB商品やNPB商品の強化、新規業態開発、既存店舗の大型化・活性化、EC事業の拡大など、多角的な成長戦略を推進しています。特に、EC事業においては、新規カテゴリーの導入やOMO施策によるリアル店舗との融合を図り、お客様の利便性向上と店舗の活性化を目指しています。また、海外展開についても将来的な進出を視野に入れ、情報収集・分析を行っています。

事業領域の拡大を目指し、メーカー部門への進出や周辺業界への取り組み、M&Aによる新たな事業展開も積極的に検討しています。これにより、製造機能の拡充やオリジナル商品開発力の強化、利益率の向上を図るとともに、既存事業との相乗効果を見込んだ新しい分野への挑戦を進めています。

サックスバーホールディングスは、経営指標として売上高、営業利益、売上高営業利益率、自己資本利益率(ROE)を重視し、2024年3月期には売上高53,379百万円、営業利益3,589百万円、売上高営業利益率6.7%、ROE8.1%を目標としています。中期的には営業利益率8%以上、ROE10%以上を安定的に達成することを目指しています。