事業内容
JBCCホールディングスは、純粋持株会社として、連結子会社9社を含むグループ全体の経営戦略の策定、コーポレート・ガバナンスの構築、および経営資源の最適配分を行っています。同社グループは、企業の情報システム、ネットワーク、情報セキュリティに関するコンサルティングから、企画・構築・導入・運用・保守に至るまでのトータルなITサービスを全国で提供しています。
同社グループの事業は主に「情報ソリューション」と「製品開発製造」の二つのセグメントに分かれています。情報ソリューションセグメントでは、超高速開発、クラウド、セキュリティを中心に、企業の情報システムの構築及び運用・保守サービスを提供しています。これにはシステム開発(SI)、サービス及びシステムが含まれます。
一方、製品開発製造セグメントでは、クラウド連携プラットフォームや独自のソフトウェア、生産管理システムの開発・提供に加え、プリンターを含む各種ハードウェアの製造・販売を行っています。これらの事業を通じて、JBCCホールディングスは情報技術の進化に対応した多様なニーズに応える製品とサービスを提供し、企業の情報インフラの発展に貢献しています。
経営方針
JBCCホールディングスは、中堅中小企業を中心にデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を支援する総合ITサービスを提供しています。同社グループは、顧客の環境に合わせた最適なソリューションの提案やサービスの提供を積極的に行い、新たなビジョン「創り出そう、躍動する社会を。挑戦しよう、技術とともに。」の実現を目指しています。また、社会・環境課題の解決にも注力し、SDGsの達成に貢献することを目標としています。
中期経営計画「HARMONIZE 2023」では、超高速開発、クラウド、セキュリティ、クラウドデータ連携などの技術を活かし、中堅中小企業のDXを支援するトータルITサービスを体系化しました。同社は、高付加価値ビジネスを主体とする事業構造への変革を加速し、ストックビジネスの拡大を推進することで、安定かつ継続的な成長を目指しています。
さらに、新たな技術への挑戦とビジネススピードの向上を通じて、受託開発型から価値創造型企業へのシフトを図り、持続的な成長を追求しています。経営上の目標としては、売上高及び営業利益の目標値を設定し、資本効率の向上にも注力しています。
JBCCホールディングスは、IT業界の変化に対応し、中堅中小企業のDX推進、グループ力の発揮、柔軟な働き方の実践を通じて、企業価値の持続的向上を目指しています。これらの戦略を基に、同社グループは今後も成長を続け、社会に貢献していくことでしょう。