英和【9857】 スタンダード(内国株式)

工業用計測制御機器、環境計測・分析機器、測定・検査機器、産業機械の製造販売とサービス提供。

英和【9857】 スタンダード(内国株式)

工業用計測制御機器、環境計測・分析機器、測定・検査機器、産業機械の製造販売とサービス提供。

事業内容

同社グループは、主に工業用計測制御機器、環境計測・分析機器、測定・検査機器、産業機械の製造販売および関連サービスを提供している企業集団です。このグループは、同社と3つの子会社で構成されています。

同社自体は、国内市場を主なターゲットとし、直接需要家向けの販売と卸売を行っています。製品ラインナップには、工業用計測制御機器や環境計測・分析機器などが含まれます。

双葉テック㈱(連結子会社)は、工業用計測制御機器や産業機械の製造を手掛け、その製品は主に同社を通じて販売されています。一方、英和双合儀器商貿(上海)有限公司(連結子会社)は、中国市場に焦点を当て、工業用計測制御機器や環境計測・分析機器の販売を行っています。

東武機器㈱(連結子会社)は、東北地区を中心に事業を展開し、工業用計測制御機器を含む産業オートメーション機器・システムの販売、エンジニアリングサービスの提供、電気・計装工事の設計および施工を手掛けています。

同社グループは、取り扱う商品の性質や販売市場の類似性から、単一セグメントとして事業を運営しており、事業種別セグメントの開示は行っていません。これらの事業活動を通じて、同社グループは産業界における計測、制御、分析のニーズに応える幅広いソリューションを提供しています。

経営方針

双葉テック株式会社(以下、同社)とそのグループ企業は、工業用計測制御機器、環境計測・分析機器、測定・検査機器、産業機械の製造販売および関連サービスを提供しています。同社グループは、2023年を初年度とする新中期3カ年経営計画を策定し、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。この計画では、「持続可能な成長に向けた5Sの強化(社員、スキル、戦略、組織、システム・制度)」を経営基本方針として掲げています。

同社グループは、産業構造と顧客ニーズの変化に対応した強固な経営基盤の構築を目指し、2026年3月期には連結売上高450億円、経常利益21億50百万円、自己資本利益率(ROE)10%を目標としています。具体的な重点施策として、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、グリーントランスフォーメーション(GX)の推進、防災・減災対策や国土強靭化関連の製品拡販、および顧客ニーズにマッチした新商材の発掘とクロス・セリングの推進が挙げられます。

これらの施策を通じて、同社グループは全国展開する営業拠点網や独立系商社としての強みを活かし、業容の拡大を図ります。また、国内市場の縮小に備え、海外との輸出入の拡大やグローバル人材の育成にも努める方針です。さらに、中長期的な企業価値拡大のため、取扱い商材の拡充、国内販売体制の強化、成長分野への取り組み強化を目的とした企業買収や戦略的提携も視野に入れています。