事業内容
白洋舍グループは、白洋舍を中心に子会社8社及び関連会社3社で構成されています。同社グループは、主に4つの事業セグメントに分かれており、それぞれ特定のサービスを提供しています。
まず、クリーニング事業では、個人及び法人向けにドライクリーニングやランドリー品の洗濯、仕上げ、加工などを手掛けています。このセグメントには静岡白洋舍株式会社、東日本ホールセール株式会社、Hakuyosha International, Inc.が含まれます。
次に、レンタル事業では、ホテルやレストラン、企業などにユニフォームやシーツ、布団カバーなどのクリーニング付きレンタルサービスを提供しています。このセグメントには共同リネンサプライ株式会社、白洋舍栄リネンサプライ株式会社、白洋舍北海道リネンサプライ株式会社、Dust-Tex Honolulu, Inc.が関連しています。
不動産事業では、不動産の賃貸や管理を行っており、物品販売事業では、クリーニング業務用の機械・資材やユニフォームなどの販売を手掛けています。物品販売事業には株式会社双立が関連しています。
これらの事業を通じて、白洋舍グループは幅広い顧客ニーズに応える多様なサービスを提供しています。また、北海道リネンサプライ株式会社と札幌白洋舍株式会社の合併により、白洋舍北海道リネンサプライ株式会社が新たに設立され、グループの事業展開をさらに強化しています。
特集記事
経営方針
白洋舍グループは、清潔で快適な生活空間の提供を目指し、衣料クリーニング、ハウスクリーニング、リネンサプライ、ユニフォームレンタルなどのサービスを展開しています。同社は、1906年の創業以来、業界のリーディングカンパニーとして技術革新とサービスの提供に努めてきました。
2021年度からは、中期経営計画「Together 2023」をスタートさせ、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復と成長軌道への回帰を目指しています。この計画では、不採算店舗の閉鎖や工場の再編を通じた固定費削減、ペーパーレス化による業務効率の改善、デジタルマーケティングの推進、地域戦略によるユニフォームレンタルの業容拡大など、構造改革の加速化と事業戦略の推進に取り組んでいます。
また、コンプライアンスの徹底とコーポレートガバナンスの強化を通じて、中長期的な企業価値の向上を図り、ステークホルダーの期待と信頼に応えることを目指しています。自己資本比率の20%以上への回復も中期経営計画の目標の一つです。
さらに、サステナビリティへの取り組みも重視しており、社会、環境、統治の各分野での活動を強化しています。これには、人権の尊重、気候変動対策、環境負荷低減、循環型社会への貢献などが含まれます。白洋舍グループは、これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値のさらなる向上を目指しています。