DTS【9682】 プライム(内国株式)

情報サービス業を展開し、「業務&ソリューション」「テクノロジー&ソリューション」「プラットフォーム&サービス」の各セグメントでシステムコンサルティングやITインフラ構築、クラウドサービスなどを提供。

DTS【9682】 プライム(内国株式)

情報サービス業を展開し、「業務&ソリューション」「テクノロジー&ソリューション」「プラットフォーム&サービス」の各セグメントでシステムコンサルティングやITインフラ構築、クラウドサービスなどを提供。

事業内容

DTSは、情報サービス業を主な事業内容とし、企業集団として連結子会社17社および非連結子会社2社を持っています。DTSの事業は「業務&ソリューション」「テクノロジー&ソリューション」「プラットフォーム&サービス」の3つのセグメントに分類され、それぞれのセグメントで多様なサービスを提供しています。

「業務&ソリューション」セグメントでは、DTSはプロジェクトマネジメント力と業界知見を活かし、デジタル技術を組み合わせた付加価値の高いサービスを提供しています。具体的には、システム導入のためのコンサルティングや、システムの設計、開発、運用、保守を行い、業界特化型のソリューションを創出しています。

「テクノロジー&ソリューション」セグメントでは、DTSは最新技術を駆使して顧客の多様なニーズに応えています。システム導入のコンサルティングや、基盤およびネットワークの設計・構築、組込みを含むシステムの設計、開発、運用、保守を行っています。また、自社および他社のソリューションの導入、運用、保守も手がけています。

「プラットフォーム&サービス」セグメントでは、DTSは顧客が安心して利用できるIT環境を提供しています。先端IT機器の導入やITプラットフォームの構築、クラウド系サービスや仮想化システムを含む情報システムの運用設計、保守を行っています。さらに、システムの運用、監視サービスやITインフラを中心とした運用診断、最適化サービス、サブスクリプション型ビジネスも展開しています。

経営方針

DTSは、情報サービス業界における独立系総合情報サービス企業として、企業価値の向上を目指しています。技術を基盤に、顧客の信頼を築き、社員の生活向上や社会貢献を実現することを企業理念としています。DTSは、業界内での存在感を高め、安定した経営基盤を確立することを目指しています。

DTSは、IT市場や技術、ESGなどの環境変化を捉え、既存のSIビジネスモデルの進化に加え、デジタル、ソリューション、サービスビジネスへの積極的な投資を行っています。これにより、新たな成長モデルを構築し、社会的価値と経済的価値の創出を両立させることを目指しています。これらを実現するために、Vision2030を策定し、提案価値の向上や新規領域への進出、ESGへの取り組み強化を重要課題としています。

中期経営計画(2022年4月~2025年3月)では、事業収益の目標として連結売上高1,100億円以上、EBITDA130億円以上を掲げています。また、投資枠として3年間で250億円を計画し、ROE13%以上を目指しています。非財務目標としては、CO2排出量削減やSDGs関連売上高の向上、女性管理職比率の増加など、ESGに関連する指標を設定しています。

DTSは、これらの目標を達成するために、グローバル戦略の明確化やコンプライアンスリスク対応の強化、監査体制の見直しなどを進めています。これにより、持続可能な成長を実現し、ステークホルダーに対する利益還元を図ることを目指しています。