キユーソー流通システム【9369】 スタンダード(内国株式)

食品の保管・荷役、全国共同配送、コンビニエンスストア向け物流オペレーション、車両・物流機器販売、アジア地域での倉庫・輸配送サービス提供。

キユーソー流通システム【9369】 スタンダード(内国株式)

食品の保管・荷役、全国共同配送、コンビニエンスストア向け物流オペレーション、車両・物流機器販売、アジア地域での倉庫・輸配送サービス提供。

事業内容

キユーソー流通システムとそのグループ企業は、食品を中心とした総合的な物流サービスを提供しています。同社グループは、キユーソー流通システムをはじめ、連結子会社16社、非連結子会社3社、関連会社2社、その他の関係会社1社で構成されており、その他の関係会社であるキユーピー株式会社は、マヨネーズやドレッシング、缶詰、卵製品、冷凍食品などを製造販売しています。

同社グループの事業は大きく分けて3つのセグメントに分類されます。第一に「共同物流事業」では、食品の保管や荷役、全国共同配送、原材料のローリー輸送などを手がけています。このセグメントには、キユーソー流通システムやキユーソーティス株式会社、株式会社エスワイプロモーション、株式会社キユーソーエルプランなどが含まれます。

第二に「専用物流事業」では、コンビニエンスストアなどの物流センターでのオペレーション業務を提供しており、株式会社サンファミリーやアクシアロジ株式会社などがこのセグメントに属しています。

第三の「関連事業」では、車両や物流機器、燃料の販売、中国およびインドネシアでの倉庫・輸配送、フォワーディングなどを行っています。このセグメントには、キユーソーサービス株式会社やPT Kiat Ananda Cold Storageなどが含まれます。

これらの事業を通じて、キユーソー流通システムグループは、食品業界を中心に、幅広い物流ニーズに対応する総合的なサービスを提供しています。

経営方針

キユーソー流通システムは、食品を中心とした総合的な物流サービスを提供する企業グループです。同社は、ステークホルダーの信頼を高める誠実な企業活動を通じて、持続的な企業価値の向上を目指しています。2022年度から2024年度を対象とした第7次中期経営計画では、「徹底力で体質強化」をテーマに掲げ、機能の強化、環境変化への対応、海外展開の基盤拡充、新領域への参入の4つを基本方針としています。

具体的には、既存資源の最大活用による利益率向上、働きやすい環境の構築、社会・環境への取り組み、ガバナンスの強化を目指しています。また、ASEANへの展開に向けた基盤強化や、温度管理技術を用いた物流をベースとする新しい取り組みにも注力しています。

これらの戦略を通じて、キユーソー流通システムは、魅力ある人と技術でベストパートナーとなり、環境と人にやさしい企業を目指しています。同社グループは、事業環境の変化に注視しながら、企業価値の向上に取り組んでいます。