事業内容
キムラユニティー株式会社とその子会社5社、関連会社8社から成るキムラユニティーグループは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業として、物流サービス事業、自動車サービス事業、情報サービス事業、人材サービス事業を手がけており、それぞれのセグメントで特色あるサービスや製品を提供しています。
物流サービス事業では、包装・梱包・入出庫作業や格納器具製品の製造などを行っています。自動車サービス事業では、車両リース、車両整備、自動車販売、保険代理店業務などを展開。情報サービス事業では、システム開発、包括保守、ネットワーク関連サービスなどを提供しています。人材サービス事業では、人材派遣サービスやアウトソーシングサービスを手がけており、企業の人材ニーズに応えるサービスを展開しています。
さらに、キムラユニティーグループは太陽光発電事業も行っており、売電を通じて再生可能エネルギーの普及にも貢献しています。
国内外においても、物流サービス事業を中心に展開しており、ブラジル、タイ、メキシコ、北米に合弁会社を設立し、グローバルな物流ネットワークを構築しています。これらの事業を通じて、キムラユニティーグループは多角的なビジネスモデルを確立し、幅広い顧客ニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
キムラユニティー株式会社は、安全・健康・品質・コンプライアンスを企業存続の基盤とし、経営理念「会社はお客様のためにあり社員とともに会社は栄える」を軸に、全従業員が参画するOneTeam経営を推進しています。同社は、お客様のニーズに応えることで価値創造を目指しており、2024年3月期を目標とする中期経営計画2023の達成に向け、組織力の向上に注力しています。
経営環境の変化に対応し、IT化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を強化しています。これにより、業務の効率化やマーケティングの活用を進め、グループ経営・事業部経営の相乗効果を通じて成長戦略を推進しています。具体的には、物流サービス事業では「物流サービス+IT」で基盤強化と新価値創造を目指し、自動車サービス事業ではエリアマーケティングの強化と新たな価値提供で顧客貢献を図ります。情報サービス事業では、物流サービス事業との連携強化を進め、人材サービス事業ではグループ一体となった拡販による経営基盤の強化を目指しています。
また、サステナビリティへの取り組みとして、SDGsに基づいたCSR活動を推進し、社会・地球の持続可能な発展に貢献しています。重要課題(マテリアリティ)の見直しを行い、社会問題への対応と価値提供を進めています。
経営上の目標としては、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、1株当たり当期純利益、ROE(自己資本利益率)を指標に設定し、ROEは8.0%以上を目指しています。これらの取り組みを通じ、キムラユニティーは、お客様への更なる価値提供と従業員の満足度追求を目指しています。