事業内容
大東港運株式会社とそのグループ企業は、輸出入貨物取扱事業、鉄鋼物流事業、およびその他の周辺事業を展開しています。これらの事業は、大東港運株式会社をはじめ、ダイトウ物流株式会社、FDロジスティクス株式会社、株式会社眞榮ロジなどの子会社によって支えられています。
輸出入貨物取扱事業では、輸出入手続きに関わる一連の業務、例えば検疫、検査、保税運送、輸出入通関などを提供しています。鉄鋼物流事業では、国内の鉄鋼製品の荷役、保管、配送などを行っており、これらのサービスは主に大東港運株式会社とダイトウ物流株式会社によって提供されています。
その他の事業としては、港湾荷役事業や国内物流事業、不動産賃貸業、水産物の買付・加工・卸売、フレイトフォワーディング、損害保険代理業、エージェント業務(貨物・船)などがあります。これらのサービスは、大東運輸倉庫株式会社、丸田運輸倉庫株式会社、有限会社水文、大東港運(江陰)儲運有限公司、Ever Glory Logistics Pte.Ltd.、ダイトウ保険センター株式会社、DB CORPORATIONなどのグループ企業によって提供されています。
大東港運グループは、これらの多岐にわたる事業を通じて、輸出入貨物の取扱いから物流、不動産賃貸、保険代理業務に至るまで、幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
大東港運株式会社は、国民生活に欠かせない「食」の供給を中心に、日本の貿易を支える物流企業として、様々な環境変化に対応しながら成長を目指しています。同社は、2023年4月から始まる第8次中期経営計画「Be Sustainable ~サステナブルを目指して~」を掲げ、持続可能な成長を目指しています。この計画では、コア事業の拡大、営業組織力・人財力・IT力の強化、環境課題・社会課題への配慮、そしてグループ全体の成長と発展を重点領域としています。
具体的には、既存商材のシェア拡大と新規商材の開拓、運送力の強化、事業投資・M&Aを通じた事業領域の拡大、ビジネスモデルの多様化を推進します。また、顧客のニーズに応えるための営業力の向上、人材の育成と満足度向上、ITと人の連携強化、自動化やAIの活用拡大にも注力します。
さらに、社会・地球環境への貢献、公正かつ透明性の高いガバナンス体制の強化、グループ各社の自立的な成長とシナジー強化を目指しています。これらの取り組みを通じて、大東港運グループは、輸出入貨物取扱事業、鉄鋼物流事業、その他事業を核として、持続的な企業価値の向上を図ります。