事業内容
サンリツグループは、サンリツ及びその連結子会社3社を含む合計4社で構成されており、物流事業を中心に展開しています。このグループは、梱包事業、運輸事業、倉庫事業、そして賃貸ビル事業の4つの主要セグメントに分かれており、それぞれがグループの事業の柱となっています。
梱包事業は、サンリツ、千葉三立梱包運輸株式会社、山立国際貨運代理(上海)有限公司、そしてSANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.が担当しており、これらの企業が一部業務をサンリツが受託または委託しています。運輸事業についても、サンリツ、千葉三立梱包運輸株式会社、そしてSANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.が関与しており、同様にサンリツが一部を受託または委託しています。
倉庫事業は、サンリツ、千葉三立梱包運輸株式会社、そしてSANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.が行っており、物流の効率化と顧客サービスの向上に貢献しています。賃貸ビル事業はサンリツが直接手がけており、不動産の有効活用を図っています。
これらの事業セグメントを通じて、サンリツグループは物流業界における総合的なサービス提供を目指しており、国内外での事業展開を強化しています。
経営方針
サンリツグループは、物流業界における総合的なサービス提供を目指し、梱包、運輸、倉庫、賃貸ビル事業を柱に、国内外での事業展開を強化しています。同社は、経営品質の向上を事業活動の中核に据え、「美しく魅力のある会社 サンリツ」の実現を目指しています。そのための成長戦略として、「オペレーションからソリューションへ」というビジョンを掲げており、顧客ニーズに確実に対応するオペレーションの力を土台に、顧客との対話を通じて真のニーズを引き出し、解決するソリューションの力を身に着けることを重視しています。
具体的には、B to B物流をターゲット市場と定め、工作機械・精密機器・医療機器分野において、顧客ニーズや期待を超える価値の提供を目指しています。また、収益性向上のため、顧客との対話を重ね、梱包、包装技術を駆使したソリューション提案を推進し、顧客の生産効率向上を追求しています。
さらに、持続的な成長に向けて、ソリューションを実現する人材の確保及び育成、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、物流DXによる省人化及び省力化を目的とした生産効率及び物流品質向上に取り組んでいます。米国子会社では、新倉庫の安定稼働と業容拡大のための施策を検討しています。
このようにサンリツグループは、顧客ニーズに応えるソリューションの提供、人材育成、ダイバーシティの推進、技術革新を通じて、収益性の向上と持続的な成長を目指しています。