澁澤倉庫【9304】 プライム(内国株式)

澁澤倉庫株式会社は、倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務、物流施設賃貸業務、通運業務、オフィスビル等の賃貸業務を展開。

澁澤倉庫【9304】 プライム(内国株式)

澁澤倉庫株式会社は、倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務、物流施設賃貸業務、通運業務、オフィスビル等の賃貸業務を展開。

事業内容

澁澤倉庫株式会社とそのグループ企業(子会社15社および関連会社8社)は、物流事業と不動産事業を中心に展開しています。物流事業では、倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務、およびその他の物流業務を提供しています。倉庫業務には、貨物の保管や流通加工などが含まれ、大宮通運株式会社や九州澁澤物流株式会社がこれらのサービスを提供しています。港湾運送業務は、門司港運株式会社などが船内荷役や沿岸荷役を手掛けています。陸上運送業務では、澁澤陸運株式会社が貨物自動車運送や引越サービスを提供しています。国際輸送業務は、澁澤(香港)有限公司やShibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.が国際一貫輸送や国際航空貨物運送を行っています。その他の物流業務として、物流施設の賃貸や通運業務も行っており、大宮通運株式会社がこれに携わっています。

不動産事業では、オフィスビルなどの賃貸業務を主軸に展開しており、澁澤ファシリティーズ株式会社が不動産管理業務を担当しています。これらの事業を通じて、澁澤倉庫株式会社グループは、物流と不動産の分野で幅広いサービスを提供しています。

経営方針

澁澤倉庫株式会社は、物流と不動産事業を軸に展開している企業です。同社は、不透明な経済環境の中で、持続可能で豊かな社会の実現を目指し、「Shibusawa 2030 ビジョン」を掲げています。このビジョンの下、同社は「Value Partner」として、お客様の事業活動に新たな価値を生み出すことを目標にしています。

同社の成長戦略は、事業の競争力強化とサービス領域の拡大、ESG経営の確立に焦点を当てています。具体的には、カテゴリーNO.1の物流サービスの確立、物流を超えたアウトソーシングサービスの育成、スマートで強靭な不動産ポートフォリオの構築、ステークホルダーとの共存共栄の関係の進化、多様な人材が働き甲斐を感じる労働環境の確立、そして実効性のあるコーポレートガバナンスの確立に取り組んでいます。

中期経営計画「澁澤倉庫グループ中期経営計画 2023」では、強みの明確化と競争力強化、採算性の向上、業域の拡大、不動産事業ポートフォリオの充実、そしてESGへの取り組みの進化を課題として挙げています。これらの施策を通じて、同社は事業の成長とともに、財務体質の改善、事業インフラの整備、コンプライアンスの徹底、コーポレート・ガバナンスの強化を図り、経営品質の向上を目指しています。

また、サステナビリティ推進基本方針に基づき、地球温暖化の防止、循環経済への転換、安全・安心の実現、イノベーションの活用、人権の尊重、共存共栄の追求をマテリアリティ(重要課題)として特定し、社会課題の解決に事業活動を通じて取り組むことで、企業価値の向上を図っています。