メディネット【2370】 グロース(内国株式)

細胞加工業と再生医療等製品事業を展開、特定細胞加工物製造、CDMO事業、バリューチェーン事業、再生医療製品の開発と販売承認取得に注力。

メディネット【2370】 グロース(内国株式)

細胞加工業と再生医療等製品事業を展開、特定細胞加工物製造、CDMO事業、バリューチェーン事業、再生医療製品の開発と販売承認取得に注力。

事業内容

メディネットは、医療技術の革新を目指し、細胞加工業と再生医療等製品事業の二つの主要セグメントを通じて事業を展開しています。同社は、医療機関向けの特定細胞加工物の製造、臨床用および治験用の細胞加工物製造の受託(CDMO事業)、細胞培養加工施設の運営管理、細胞加工技術者の派遣・教育システムの提供(バリューチェーン事業)など、細胞加工業における幅広いサービスを提供しています。

細胞加工業セグメントでは、特定細胞加工物製造業、CDMO事業、バリューチェーン事業の三つのビジネスモデルを展開。これらの事業を通じて、医療機関や研究機関からのニーズに応え、再生・細胞医療の分野での社会的付加価値の創造を目指しています。

一方、再生医療等製品事業セグメントでは、自社の研究開発だけでなく、大学等との共同研究を通じて再生医療等製品の製造販売承認の取得を目指しています。また、国内外の開発動向に注目し、有望な技術や物資を持つ企業とのアライアンスを通じて、パイプラインの拡充を図っています。ただし、このセグメントは開発段階にあるため、現時点では事業収益は発生していません。

メディネットは、これらの事業を通じて、次世代の医療を支える技術とサービスの提供を追求し、人々の健康と生活の質の向上に貢献しています。

経営方針

メディネットは、再生医療と細胞医療の分野で革新的な技術とサービスを提供することを目指しています。同社は、医療機関向けの特定細胞加工物の製造、CDMO事業、バリューチェーン事業を含む細胞加工業セグメントと、再生医療等製品事業セグメントを中心に事業を展開しています。これらの事業を通じて、医療機関や研究機関からのニーズに応え、社会的付加価値の創造を目指しています。

同社は、独自の研究開発と技術開発に加え、国内外の医療機関や研究機関、企業との広範なコラボレーションを積極的に推進しています。これにより、事業の成長スピードを早め、より大きな事業機会の創出を図っています。また、再生医療等製品事業セグメントでは、自社の研究開発だけでなく、大学等との共同研究を通じて製造販売承認の取得を目指し、有望な技術や物資を持つ企業とのアライアンスを通じてパイプラインの拡充を図っています。

中長期的な経営戦略として、メディネットは「VISION2030」を掲げ、Well-Being社会への貢献を目指しています。このビジョンの達成に向けて、同社は自身の強みと経験を最大限に活かした成長、環境の変化に対応した継続的な成長のための変革の推進、会社基盤の強化を経営方針としています。これらの方針に基づき、特定細胞加工物製造受託の拡大、CDMO事業の基盤強化、再生医療等製品の開発加速化など、優先的に対処すべき課題に取り組んでいます。

メディネットは、これらの戦略を通じて、次世代の医療を支える技術とサービスの提供を追求し、人々の健康と生活の質の向上に貢献していくことを目指しています。