事業内容
コアグループは、自社および7つの連結子会社、1つの持分法適用関連会社を含む9社で構成されており、主にソリューションビジネスとSIビジネスの2つのセグメントで事業を展開しています。
ソリューションビジネスでは、自社製品やIT関連商品を基に、製品販売と顧客の経営課題解決に向けたトータルソリューションサービスを提供しています。これにより、顧客のニーズに合わせた包括的なサポートを実現しています。
一方、SIビジネスは、顧客の業務内容を分析し、業務効率化やICTを活用した製品開発など、顧客の多様な要望に応じた企画から設計、開発、運用、保守までの一貫したサービスを提供しています。これにより、顧客のビジネスプロセスの最適化を支援しています。
コアグループは、事業部採算制に基づき9つのカンパニーに編成されており、国内各地でこれら2つの事業セグメントを展開し、地域に根ざした密着型の事業を推進しています。また、将来的な事業戦略を踏まえ、翌連結会計年度からは「未来社会ソリューション事業」、「産業技術ソリューション事業」、「顧客業務インテグレーション事業」にセグメント区分を変更する予定です。これにより、より戦略的な事業展開を目指しています。
経営方針
コアグループは、1973年の設立以来、独立系ITソリューションサービス会社として、大手コンピュータメーカーに依存しないエンドユーザー主体のサービスを提供してきました。同社は、ソリューションビジネスとSIビジネスの2つのセグメントを通じて、40年以上にわたり蓄積した情報技術を活用し、全方位のトータルソリューションを提供しています。
同社は、「ソーシャル・ソリューションメーカー」として、ICTを活用して社会課題を解決し、価値を共創する企業として、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を実現することを目指しています。この目標を達成するために、2026年3月期を最終年度とする第14次中期経営計画を策定し、事業戦略、人材戦略、財務戦略をグループ一丸となって実行しています。
事業戦略では、SX実現に向けた新しい価値を創出するソリューション提供で社会課題を解決することを目指しています。人材戦略では、「個の力」を磨いて人的資本の価値向上を図り、SXを実現する人材を育成します。財務戦略では、中長期にわたる継続した企業成長を促すために積極的な戦略投資を実施します。
また、事業セグメントを変更し、「未来社会ソリューション事業」、「産業技術ソリューション事業」、「顧客業務インテグレーション事業」の3つを新たに設定しています。これらの新セグメントにより、社会課題・顧客課題を深掘りし、新たな価値を創出することで事業規模の拡大を図っています。
コアグループは、独創性と先端技術をもって付加価値の高いソリューションを創造し、ビジネスを推進することで顧客課題を解決し、理想の実現を共創する「ソリューションメーカー」として、高い競争力をもつソリューションの全国展開によるマーケット獲得と地域に根差した丁寧な対応による顧客からの信頼獲得の両輪により事業規模の拡大を図っています。