事業内容
ハマキョウレックスとその31の子会社で構成される同社グループは、物流センター事業を中心に、3PL物流と貨物自動車運送事業を主軸に事業を展開しています。これらの事業はグループ内で相互に連携し、効率的なサービス提供を目指しています。
物流センター事業では、ハマキョウレックス自身が中心となり、株式会社スーパーレックス、株式会社ロジ・レックス、シュタープ株式会社など複数の子会社がこのセグメントに関与しています。これらの企業は、商品の保管や管理、配送準備などの物流センター運営に特化しています。
貨物自動車運送事業においても、ハマキョウレックスは中心的な役割を果たしており、近物レックス株式会社、高塚運送株式会社、東海乳菓運輸株式会社など多数の子会社がこのセグメントで活動しています。これらの企業は、国内外の輸送ニーズに応えるため、幅広い貨物運送サービスを提供しています。
海外物流センター事業では、上海濱神物流有限公司やHAMAKYOREX CO., LTD.(バングラデシュ現地法人)、濱協物流通(香港)有限公司などが、同社グループの国際物流拠点として機能しています。これにより、同社グループはグローバルな物流ネットワークを構築し、国際的な物流サービスを展開しています。
その他事業としては、株式会社スーパーサービスや浜協サービス株式会社が含まれ、これらの企業は物流以外の付加価値サービスを提供しています。これにより、ハマキョウレックスグループは物流業界内での多角的な事業展開を実現しています。
経営方針
ハマキョウレックスは、物流センター事業を中心に、3PL物流と貨物自動車運送事業を展開している企業グループです。同社は、長期的な視点に立った経営を行い、3PL物流における質的内容の日本一を目指しています。そのために、お客様第一、品質第一を基本に、企業としての社会的責任を果たすことを経営方針として掲げています。
中期経営計画では、既存路線を軸とした事業展開を推進し、物流センター(3PL)事業を成長ドライバーとしています。また、提案型物流企業を目指し、お客様とのコミュニケーションを重視しています。さらに、DX推進による物流ロボットの導入や、EC物流センターのノウハウを活かしたラストワンマイルの受注拡大など、技術革新と市場ニーズの変化に対応した取り組みを進めています。
同社グループは、グループ会社間の融合を図り、シナジー強化を目指しています。また、運送事業においては、宅配サービスの推進やドライバー確保のための運賃是正と労働環境の改善に取り組んでいます。新規顧客獲得に向けた営業活動や、海外展開の促進も重要な戦略の一つです。
ESGへの取り組みとして、環境負荷の軽減に努めており、太陽光発電システムの導入やCO2排出量の少ない車両の導入など、持続可能な社会への貢献を目指しています。これらの戦略を通じて、ハマキョウレックスは、信頼に応える効率的な事業活動の展開と継続的で質の高い成長を図っています。