事業内容
エヌアイデイとその関連会社(エヌアイデイ・エムアイ、エヌアイデイ東北、エヌアイデイ・エア、テニック株式会社)は、システム開発、システムマネジメント、およびその他の事業を主要な事業セグメントとしています。これらのセグメントは、金融、情報・通信、公共・社会インフラなどの分野における顧客に対して、幅広いサービスを提供しています。
システム開発事業では、組込みソフトウェア、通信ソフトウェア、金融ビジネスソフトウェアの設計と開発を行っており、このセグメントにはエヌアイデイを含む4社が関与しています。システムマネジメント事業は、運輸・通信、金融・保険、官公庁・団体向けに、ネットワークシステム構築、インフラ構築、セキュリティーサービス、システム保守・運用などのサービスを提供しており、この事業はエヌアイデイのみが担当しています。
その他の事業としては、データエントリーサービスを提供するデータソリューション事業、スマートデバイス向けアプリケーションやパッケージを含むプロダクト製品開発、そして人材派遣事業があります。これらの事業はエヌアイデイとエヌアイデイ・エムアイ、エヌアイデイ・エアの3社で展開しています。
エヌアイデイグループは、これらの事業を通じて、多様な顧客ニーズに応える幅広いサービスとソリューションを提供しています。
経営方針
エヌアイデイは、企業理念として「<ヒューマンウェア>人が真ん中のしあわせな社会を知恵と技術で拓いていきます。」を掲げ、ITを駆使して人と情報技術が融合したより良い社会の形成を目指しています。同社は、顧客の価値実現に貢献し、常に顧客の一歩先を見通し付加価値を提供することを経営の基本方針としています。また、IoT、AI、ビッグデータ解析、クラウドコンピューティングなどの情報技術の進歩を背景に、DX化等のIT投資へのシフトを認識し、これらの技術を活用したビジネスの拡大や競争力強化に貢献しています。
エヌアイデイは、既存事業領域における競争優位性を高めつつ、DX化等の領域においても信頼されるパートナーとしての地位を確立、強化することを目指しています。そのために、優秀な人材の確保及び育成、新たなプラットフォーム構築等、他社との共創も念頭に置きつつ、将来的な収益の源泉となる新たな事業を探索しています。
経営上の目標としては、「売上高」「営業利益」「営業利益率」を重視し、これらの経営指標の拡大を目指しています。具体的には、営業利益率10%以上を継続して維持しつつ、新しい収益源を開拓しながら、企業価値を高めていくことを目指しています。
優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題としては、新しい事業ポートフォリオの開拓、既存事業の収益性の拡大、営業戦略の拡充、業務改革推進による生産性の向上、人材確保の強化、ビジネスパートナーとの強固な関係強化、技術革新への対応及び開発力の強化などが挙げられます。これらの課題に対処することで、エヌアイデイは持続的な成長を目指しています。