イオンモール【8905】 プライム(内国株式)

モール事業、都市型ショッピングセンター事業、商業施設の管理・運営業務を展開。イオンモール、アリオ、イオンスタイル等の商業施設を運営。

イオンモール【8905】 プライム(内国株式)

モール事業、都市型ショッピングセンター事業、商業施設の管理・運営業務を展開。イオンモール、アリオ、イオンスタイル等の商業施設を運営。

事業内容

イオンモールは、イオン株式会社を親会社とする大手ディベロッパー企業です。同社グループは、国内外に53の連結子会社を擁し、主にモール事業を展開しています。

同社の事業セグメントは大きく分けて2つあります。1つは、同社が直接運営するモール事業で、国内外に多数の大型商業施設を展開しています。もう1つは、都市型ショッピングセンター事業で、株式会社OPAなど3社が手がけています。

モール事業では、同社が一般テナントの店舗を賃貸するほか、イオングループ各社のGMS(総合スーパー)事業を営むイオンリテール株式会社などにも店舗を提供しています。同社はイオングループのディベロッパー事業の中核を担う存在です。

国内では、「イオンモール」ブランドで大型商業施設を展開。近年は都市部への出店も進めており、「AEON MALL」ブランドで都市型ショッピングセンターも手がけています。海外では、中国を中心に35の連結子会社を持ち、「AEON MALL」ブランドで大型商業施設の開発・運営を行っています。その他、カンボジア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、ミャンマーにも進出しています。

また、同社はイオンリテール株式会社およびイオン東北株式会社の49の商業施設の管理・運営業務も受託しています。グループ内外の商業施設の運営ノウハウを活かし、安定的な収益基盤を築いています。

経営方針

イオンモールは、「お客さま第一」を基本理念とし、地域とともに「暮らしの未来」をつくるライフデザインディベロッパーを目指しています。

中期経営計画(2023~2025年度)では、「国内外におけるリージョナルシフトの推進」と「ヘルス&ウエルネスプラットフォームの創造」を取り組み方針として掲げています。

具体的な成長施策として、海外の成長市場での事業機会の発掘と事業化、国内でのビジネスモデル改革の推進、既存事業の枠組みにとらわれない新たなビジネスモデルの創出に取り組みます。

また、サステナブル視点での財務基盤の強化と組織体制の構築を基盤構築として進めていきます。

2025年度には、国内外の事業ポートフォリオの構築と連結営業利益850億円の達成を目指しています。海外事業では50モール体制と営業利益270億円(利益率20%)の実現をめざします。

さらに、ESG経営の深化に向けて、地域・社会インフラ開発、地域とのつながり、環境、ダイバーシティ・働き方改革、責任あるビジネスの推進などの重要課題(マテリアリティ)に取り組んでいます。