京阪神ビルディング【8818】 プライム(内国株式)

オフィスビル、データセンタービル、ウインズビル、商業施設の賃貸と、ビル管理(建物・機械設備の維持管理、清掃等)を手がける。

京阪神ビルディング【8818】 プライム(内国株式)

オフィスビル、データセンタービル、ウインズビル、商業施設の賃貸と、ビル管理(建物・機械設備の維持管理、清掃等)を手がける。

事業内容

京阪神ビルディング株式会社とその連結子会社である京阪神建築サービス株式会社は、土地建物賃貸事業を中心に展開しています。この事業セグメントには、オフィスビルやデータセンタービル、ウインズビル(場外勝馬投票券発売所)、商業施設などの営業用建物の直接賃貸が含まれます。また、建物所有者から建物を賃借し、これを転貸する活動も行っています。さらに、京阪神ビルディング株式会社は、建物や機械設備の維持管理、清掃などのビル管理サービスも提供しており、これらのサービスは京阪神建築サービス株式会社を通じて実施されています。これにより、同社グループは土地建物賃貸事業の単一セグメントを形成しつつ、賃貸物件の価値を高め、顧客に対して付加価値の高いサービスを提供しています。

経営方針

京阪神ビルディング株式会社は、サステナビリティと持続的成長を経営の中核に据え、社会課題解決に貢献することを目指しています。同社は、価値ある事業空間の提供、信用と質を重視した経営、革新と効率の尊重、お客様本位の徹底、コンプライアンスの実践、社会発展への貢献、公正な情報開示、環境問題への取り組み、個性を尊重する企業風土の構築を理念として掲げています。

2024年3月期から2033年3月期の10年間を対象とする長期経営計画を策定し、サステナブル経営の実現と企業価値の向上を基本方針としています。この計画では、投資環境の変化を見極め、ポートフォリオの拡充と新たな収益モデルの創出を目指しています。具体的には、首都圏を中心としたオフィス、物流倉庫、都市型商業ビルの取得、新データセンタービル開発用地の取得、資産回転型事業やエクイティ投資への取り組み、アセットタイプの多様化、海外投資の拡大などを計画しています。

また、ESGを意識したサステナビリティ戦略も重要な柱としています。気候変動問題への積極的な対応、GHG排出削減目標やグリーンビル認証取得面積率の目標設定、人的資本経営の強化など、社会的責任を果たしながら成長を目指す取り組みを進めています。

京阪神ビルディング株式会社は、これらの戦略を通じて、社員一人ひとりが創意工夫と挑戦を通じて成長し、時代のニーズに応える価値ある事業空間を提供することで、サステナブルな社会に貢献し続ける企業を目指しています。