MS&ADインシュアランスグループホールディングス【8725】 プライム(内国株式)

国内外の損害保険、生命保険、金融サービス、リスクマネジメント事業を展開。

MS&ADインシュアランスグループホールディングス【8725】 プライム(内国株式)

国内外の損害保険、生命保険、金融サービス、リスクマネジメント事業を展開。

事業内容

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、複数の事業セグメントを通じて幅広いサービスを提供しています。同社グループには、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外事業、金融サービス事業、およびリスク関連サービス事業が含まれます。

国内損害保険事業では、三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、三井ダイレクト損害保険株式会社が主要な子会社として活動しています。これらの企業は、日本国内で損害保険サービスを提供しています。

国内生命保険事業においては、三井住友海上あいおい生命保険株式会社と三井住友海上プライマリー生命保険株式会社が、生命保険サービスを日本国内で展開しています。

海外事業は、国内損害保険子会社の海外部門と海外現地法人、および国内損害保険子会社の海外支店を通じて、世界各国で事業を営んでいます。

金融サービス事業では、三井住友DSアセットマネジメント株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社、Leadenhall Capital Partners LLPなどが、アセットマネジメント、金融保証、確定拠出年金、ART(Alternative Risk Transfer)、個人融資関連事業、ベンチャーキャピタル事業などを手掛けています。

リスク関連サービス事業においては、MS&ADインターリスク総研株式会社がリスクマネジメント事業を展開しています。

これらの事業セグメントを通じて、MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、保険から金融サービス、リスクマネジメントに至るまで、多岐にわたるサービスを提供しています。

経営方針

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、2022年度から2025年度までの中期経営計画を通じて、持続的成長と企業価値の向上を目指しています。同社は、IFRS純利益、修正ROE、ESRを主要な経営指標として掲げ、これらの指標に基づいた目標値を設定しています。具体的には、2025年度のIFRS純利益目標を4,700億円から5,000億円、修正ROEを10%以上、ESRを180%から250%の範囲としています。

同社グループは、「リスクソリューションのプラットフォーマーとして、社会と共に成長する」ことをテーマに掲げ、レジリエントでサステナブルな社会を支える企業グループを目指しています。この目標を達成するために、「Value(価値の創造)」「Transformation(事業の変革)」「Synergy(グループシナジーの発揮)」を基本戦略とし、これを支える基盤として「サステナビリティ」「品質」「人財」「ERM」に注力しています。

事業領域別の取り組みとして、国内損害保険事業では、特色ある3つの損害保険会社の強みを活かし、トップラインの拡大と安定的な利益の創出を目指しています。国内生命保険事業では、顧客アプローチの強化と資産形成マーケットの開拓による収益拡大を図ります。海外事業では、収益力強化の取り組みを進め、資本効率の向上を目指しています。リスク関連サービス事業では、デジタル・データの活用によるリスクマネジメントサービスの強化を通じて、新たな事業機会の創出を目指しています。

さらに、サステナビリティにおける3つの重点課題「地球環境との共生」「安心・安全な社会」「多様な人々の幸福」に基づき、社会の持続可能性への貢献と同社グループの長期的成長に向けた取り組みを進めています。