事業内容
芙蓉総合リース株式会社は、リース、割賦販売、金融取引などを主な事業内容とする企業グループです。
同社グループは、芙蓉総合リース株式会社を中心に、国内185社、海外34社の子会社、および18社の関連会社で構成されています。
主な事業セグメントは以下の3つです。
1. リース及び割賦:情報関連機器・事務用機器、産業工作機械等のリース業務、不動産リース及び商業設備、生産設備、病院設備等の割賦販売業務を行っています。
2. ファイナンス:金銭の貸付、営業目的の金融収益を得るために所有する有価証券の運用、匿名組合組成業務等を手がけています。
3. その他:環境エネルギー関連、手数料、BPO及びモビリティビジネス等の事業を展開しています。
同社グループの事業展開は国内にとどまらず、米国、中国、台湾、タイ、アイルランドなど海外にも広がっています。リース、ファイナンス、その他の各事業を通じて、幅広い顧客ニーズに対応しています。
経営方針
芙蓉総合リース株式会社は、持続可能な成長を目指す企業グループです。同社は、「前例のない場所へ。」というコーポレートスローガンの下、CSV(Creating Shared Value)経営の考え方を推し進め、社会課題の解決と企業価値の向上を同時に実現することで、外部環境の変化に強靭に対応できる企業グループを目指しています。
中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」では、成長性や収益性、同社の強みを総合的に判断し、7つの事業領域を3つの成長ドライバーに区分しています。マーケットの拡大・創出が見込まれる事業領域には経営資源を集中的に投下し、持続的な利益成長を目指す一方で、成熟しつつあるマーケットの事業領域では徹底した差別化を進め、安定的な成長の実現を図っています。
また、事業を通じた社会価値の創出にも注力しています。「環境」と「社会とひと」の2つの分野に7つの事業領域を紐づけ、気候変動問題の解決や循環型社会の実現、社会的インパクトの高い事業運営などに取り組んでいます。これにより、社会課題の解決と経済価値の同時実現による持続的な成長を目指しています。
さらに、「CSV経営」と「グループガバナンス」をマネジメント戦略の中心軸に据え、持続的な価値創造を支える組織・体制の強化に努めています。人材育成やデジタル化の推進、リスクマネジメントの高度化など、事業環境の変化に柔軟に対応できる経営基盤の構築にも取り組んでいます。
このように、芙蓉総合リースは、社会課題の解決と企業価値の向上を両立する持続可能な成長戦略を推進しており、外部環境の変化に強靭な企業グループを目指しています。