NJS【2325】 プライム(内国株式)

国内外で上下水道等のインフラに関するコンサルティング、ソフトウェア開発、調査・設計・施工管理、防災減災対策、環境計画、不動産関連サービスを提供。

NJS【2325】 プライム(内国株式)

国内外で上下水道等のインフラに関するコンサルティング、ソフトウェア開発、調査・設計・施工管理、防災減災対策、環境計画、不動産関連サービスを提供。

事業内容

NJSグループは、NJS株式会社を中心に、子会社14社、関連会社1社、その他の関係会社1社で構成されています。同社は「水と環境のソリューションパートナー」として、国内外の上水道、下水道、環境関連業務を主な事業として展開しています。

同社グループの事業は、国内業務と海外業務の二つの部門に分かれており、それぞれに複数の子会社が関連しています。国内では、NJS株式会社をはじめ、NJS・E&M株式会社、NJSデザインセンター株式会社、オリオンプラントサービス株式会社、日本X線検査株式会社、クリンパートナーズ須崎株式会社、北王インフラサイエンス株式会社、FINDi株式会社、水道アセットサービス株式会社、冨洋設計株式会社などが含まれます。

海外では、NJS USA Inc.、NJS CONSULTANTS(OMAN), L.L.C.、CONSORCIO NJS-SOGREAH S.A.、NJS ENGINEERS INDIA PVT.LTD.が事業を展開しています。

同社グループの提供するサービスは、上下水道等のインフラに関するライフサイクル全般をカバーするコンサルティング、ソフトウェア開発、調査、設計、施工管理、経営コンサルティング、防災減災対策、環境計画、環境アセスメント、事業運営サポート、住民サービス、財務会計処理、総合施設管理、企業会計移行、官民連携サービス、経営改善支援、海外コンサルティング事業、不動産の賃貸、売買及び管理など多岐にわたります。

注記として、NJSデザインセンター株式会社及びNJS CONSULTANTS(OMAN), L.L.C.は清算中であり、水道アセットサービス株式会社は重要性が増したため連結の範囲に含められています。また、冨洋設計株式会社は株式取得により完全子会社となり、連結子会社としています。

経営方針

NJSグループは、1951年の設立以来、水と環境のコンサルタント事業を展開し、豊かで安全な社会の創造をミッションとしています。同社は、経済のグローバル化とデジタル化に対応し、「水と環境のConsulting & Software」を掲げ、ソフトウェアや関連システムの開発を推進しています。2021年2月に策定された21-23中期経営計画では、2023年の業績目標を売上高213.5億円、営業利益26.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益18.0億円としています。

新型コロナウイルス感染症のパンデミック、気候変動、ウクライナ侵攻に伴う資源・エネルギー問題など、社会の急激な変化に対応するため、同社は水と環境のインフラ事業の重要性を強調しています。インフラの老朽化、災害の激化、人口減少などの課題に対処するため、予防保全の実現、ストック活用の推進、温室効果ガス削減、災害対策を推進し、サステナブル社会の構築に貢献していく方針です。

また、同社は「グローバルに活躍する水と環境のソリューションパートナー」を目指し、次世代型インフラマネジメントの創出に取り組んでいます。対処すべき課題として、インフラの老朽化、自然災害の激化、活力ある地域の創出、脱炭素・循環型社会の構築、世界における安全な水と衛生の確保、人的資本の強化、ガバナンスの強化などが挙げられています。これらの課題に積極的に取り組み、企業価値の向上を目指しています。