事業内容
セブン銀行とそのグループ会社は、国内外で多岐にわたる事業を展開しています。国内では、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどの店舗に加え、空港や駅、金融機関店舗にATMを設置し、24時間365日稼働するATMサービスを提供しています。これにより、多くの国内金融機関と提携し、利便性の高いATMネットワークを通じて、広範な顧客にサービスを提供しています。
また、セブン銀行は、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービスなど、顧客の日常生活に密接に関わる多様な金融サービスを展開しています。これらのサービスは、セブン銀行の口座を持つ顧客を対象に提供され、同社グループの知見や外部企業との連携を活かして、顧客のニーズに応えています。
海外事業においては、セブン銀行の連結子会社が米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスを展開しています。米国ではFCTI, Inc.がセブン-イレブン店舗にATMを設置し、インドネシアではPT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALが、フィリピンではPito AxM Platform, Inc.がそれぞれ現地でATMサービスを提供しています。
これらの取り組みを通じて、セブン銀行は社会の多様化するニーズに応え、社会価値と企業価値の双方の持続的な創出を目指しています。同社とそのグループ会社は、事業とサービスの多角化に向けた取り組みを推進し、広範な顧客基盤に対して高品質なサービスを提供していることが伺えます。
特集記事
経営方針
セブン銀行は、顧客の「あったらいいな」を超えるサービスを提供し、日常生活に新たな価値をもたらすことを目指しています。その経営理念のもと、顧客ニーズに応える信頼される銀行を目指し、技術革新を取り入れた自己変革、安全かつ効率的な決済インフラの提供を通じて、金融システムの安定と発展に貢献しています。同社は、セブン-イレブンなどのグループ店舗インフラを活用した24時間365日利用可能なATMネットワークを構築し、お客さまに「安全、確実、迅速」な銀行サービスを提供しています。
中期経営計画では、収益構造の強化と事業の多角化を推進し、持続的な企業価値向上を目指しています。2021年5月に策定されたこの計画では、連結経常収益拡大を最重視し、2025年度までの5年間で「第二の成長」を具体化することを目標としています。具体的には、ATMプラットフォーム事業の変革と積極的な投資、サステナビリティを経営戦略の根幹に位置づけた新たな価値創造、企業変革の推進を基本施策として掲げています。
また、経営環境の変化をチャンスと捉え、ATMプラットフォーム戦略、リテール戦略、法人戦略を通じて、国内外での事業拡大を図っています。海外では、米国、インドネシア、フィリピンでのATMサービス展開を加速し、多文化共生の実現に貢献しています。
セブン銀行とそのグループ会社は、これらの戦略を通じて、社会の多様化するニーズに応え、社会価値と企業価値の双方の持続的な創出を目指しています。同社は、事業とサービスの多角化に向けた取り組みを推進し、広範な顧客基盤に対して高品質なサービスを提供していることが伺えます。