事業内容
大分銀行及びその関係会社(以下、「大分銀行グループ」という)は、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務などの金融サービスを提供しています。大分銀行グループは、大分銀行と連結子会社7社で構成されており、各事業の位置づけは、銀行業、リース業、その他の金融サービスに分類されます。
銀行業では、大分銀行が本支店87ヵ所、出張所6ヵ所を通じて、預金業務、貸出業務、商品有価証券の売買、有価証券投資、内国為替、外国為替、社債受託及び登録業務、先物取引などの附帯業務を行っています。また、大銀オフィスサービス株式会社は、銀行の経理関連計算業務等を担っています。
リース業においては、大分リース株式会社が地域のニーズに応える形でリース業務を展開しています。
その他のセグメントでは、連結子会社5社がクレジットカード業務、債務保証業務、コンピューター関連業務、投融資業務等を手掛け、個人顧客や法人顧客の様々な金融ニーズに対応しています。
以上の事業内容を通じて、大分銀行グループは地域経済の発展に貢献し、多様な金融サービスを提供していることがわかります。
経営方針
大分銀行グループは、地域社会の繁栄に貢献することを経営理念とし、「地域の持続可能性を高める価値創造カンパニー」という長期ビジョンを掲げています。このビジョンのもと、同社は2021年度から「中期経営計画2021」を実施しており、地域と共存し持続可能な成長を目指しています。
同社の成長戦略は、顧客、経済、社会、環境の4つの価値を組み合わせ、地域と顧客の課題解決を通じて地域価値を高めることに焦点を当てています。具体的には、地域特性を踏まえた金融・非金融サービスの提供と、SDGsを羅針盤とした新たなビジネスモデルへの挑戦を2軸とする戦略を展開しています。
また、同社は生産性向上による経営体質の強化と、新たなビジネスの創出、人材の確保・育成に注力しています。2022年度には、グループ経営の効率化と経営資源の有効活用を目的として、完全子会社の大銀ビジネスサービス株式会社を吸収合併しました。さらに、サステナビリティ基本方針の制定やサステナビリティ委員会の新設など、サステナビリティ経営の深化にも取り組んでいます。
このように、大分銀行グループは、中期経営計画を通じて、地域社会の発展に寄与し、お客様に感動を提供するサービスを目指しています。同社の取り組みは、持続可能な企業価値の向上に貢献し、株主や地域社会からのさらなる理解と支援を求めています。