事業内容
百十四銀行及びそのグループ会社は、銀行業務を中心に、リース業務やその他の金融サービスを提供しています。百十四銀行は、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務などの主力業務を展開しており、これらは同行の本店や支店、出張所等で行われています。
リース業務に関しては、百十四リース株式会社が担当しており、金融関連業務の一環として位置づけられています。また、その他の事業として、百十四総合保証株式会社が信用保証業務を、株式会社百十四ディーシーカード及び株式会社百十四ジェーシービーカードがクレジットカード業務を提供しています。さらに、百十四ビジネスサービス株式会社は、同行からの事務受託業務などを手掛けています。
非金融業務においては、株式会社百十四システムサービスがICTソリューションを、株式会社百十四人材センターが人材紹介ソリューションを提供しており、日本橋不動産株式会社は不動産の賃貸・管理業務を行っています。これらの事業は、百十四銀行グループの多角的なサービス提供を支えています。
なお、四国アライアンスキャピタル株式会社とShikokuブランド株式会社は、持分法非適用の関連会社として事業系統図には含まれていません。また、百十四財田代理店株式会社は2022年6月24日に清算結了しています。
経営方針
百十四銀行及びそのグループ会社は、銀行業務を核としつつ、リース業務やクレジットカード業務、ICTソリューション、人材紹介ソリューション、不動産の賃貸・管理業務など、多岐にわたるサービスを提供しています。これらの事業を通じて、同行グループは地域社会との共存共栄を目指し、活気ある企業風土の醸成、健全性の確保と企業価値の創造に努めています。
同行グループは、地元香川県において高いシェアを獲得しており、全国10都府県に店舗網を展開しています。国際業務や船舶関連融資を強みとし、新たな事業領域の開拓にも積極的です。人口減少やデジタルシフトの加速など、地域金融機関を取り巻く環境の変化に対応し、地域と共に持続的な成長を目指しています。
2030年度を見据えた「長期ビジョン2030」と新中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」(2023年度~2025年度)を策定。これらの計画では、総合コンサルティング・グループの進化に向けた取り組みを加速させ、お客さまや地域が抱える課題解決に注力しています。また、SDGsの達成に向けた取り組みも積極的に行っており、サステナビリティ経営を実践しています。
中期経営計画では、3つの成長エンジン(SX・HRX・DX)による変革を進め、職員のウェルビーイング向上や生産性の飛躍的向上を目指しています。また、経営指標として連結当期純利益85億円以上、連結自己資本比率9.0%程度、単体OHR70%程度を設定し、事業の収益性、健全性、効率性の追求を目標としています。