事業内容
鳥取銀行とそのグループ会社は、銀行業務を中心に、クレジットカード業務、リース業務、ベンチャーキャピタル業務などの金融サービスを提供しています。同社は、本店および支店を通じて、預金業務、貸出業務、商品有価証券の売買、有価証券投資、内国為替業務、外国為替業務などを行い、地域に根差した営業活動を展開しています。
また、同社グループには、株式会社とりぎんカードサービス(連結子会社)があり、クレジットカード業務を手掛けています。さらに、とりぎんリース株式会社(関連会社)はリース業務を、とっとりキャピタル株式会社(関連会社)はベンチャーキャピタル業務をそれぞれ提供しており、金融サービスの多角化を図っています。
投資事業に関しては、投資事業有限責任組合を3組合保有していますが、これらは連結の範囲及び持分法の対象からは除外されているとのことです。これらの事業セグメントは、同社の経理状況におけるセグメント区分と一致しており、鳥取銀行グループの事業構造を形成しています。
経営方針
鳥取銀行は、地域社会への貢献と健全経営を基本理念に掲げ、2026年度までの中長期ビジョンとして「地域社会の発展を力強くリードするコンサルティングバンク」を目指しています。このビジョンの実現に向けて、同社は地域を支え、地域社会の発展に全力を尽くすこと、プロフェッショナル人財を育成すること、そして強靭な経営体質を構築することの3つのミッションを掲げています。
2021年度から2023年度にかけての中期経営計画「共創Innovation」では、地域イノベーション、経営改善イノベーション、コンサルティングイノベーション、デジタルイノベーションの4つの重点戦略に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、新型コロナウイルスの困難を乗り越え、持続可能な社会の創造を目指しています。また、人財強化と生産性向上を基盤戦略として掲げ、これらの施策を実現するための取り組みを進めています。
中期経営計画「共創Innovation」の計数目標には、法人ソリューション成約件数、行内プロフェッショナル人財、コアOHR、コア業務純益の4つの項目が設定されており、これらの目標達成を通じて、地域を支え、明るい未来を創造するコンサルティングバンクを目指しています。
鳥取銀行グループは、銀行業務を中心に、クレジットカード業務、リース業務、ベンチャーキャピタル業務などの金融サービスを提供し、地域に根差した営業活動を展開しています。同社は、地域金融機関としての役割を果たすとともに、地域社会の発展に貢献することを目指しており、そのための具体的な成長戦略を推進しています。